2月22日の「マルガリータの日」制定を記念し発行した「テキーラジャーナル2018」。
今回プロデュースと記事の執筆を担当させていただきました。
メキシコ大使館で開催したローンチセミナーでもお話ししましたが、テキーラジャーナルの発行についてご説明させていただきます。
テキーラジャーナルは、メキシコ大使館商務部の皆様をはじめたくさんの方にご支援、協力いただき実現した企画です。
そして大変光栄な事に、日本で初めてテキーラの主要機関であるCRT、CNIT。そして、メスカルの主要機関であるCRMの 3 団体のご支援をいただく事ができました
私は、今までテキーラフェスタを中心とした「イベント」をメインに、テキーラの普及活動 して参りましたが、同時に2011 年から毎年メキシコ・グアダラハラを訪問し、蒸留所巡 りを続け参りました。
現在 155 箇所ある蒸留所のうち、この7年間で約7半数の70箇所以上を訪問させてい ただいております。
毎年何度も通って生産者のお話をお聞きしていると、テキーラ業界も日々進化し ているなか、1 年間で大きな変化を感じることも多く、日本ではまだまだ知られていな いことや、更新されていない古い情報もありますため、自分が経験したもの、体験して 得た知識をきちんと形にしてお伝えしたいという思いで、今回テキーラジャーナルを制 作させていただく事になりました。
ただ、テキーラ以外のお酒、お料理だったり、カクテルの世界も同じだと思いますが、 それぞれ造り手のこだわりや歴史があり、正しいと思う作り方は 1 人 1 人違います。
テキーラも同じで、日々技術は進化しておりますが、伝統を重んじるところ、効率を求 めるところ、革新・チャレンジを続けるところなど、生産者ごとに違いがあり定義づけす る事は非常に難しく、表現の仕方に何日も悩んだ箇所も多々あります。
どのテキーラがお好きか、皆さんがそれぞれ違うように、正しい・間違っているとか、優れているとかではなく、どのテキーラも素晴らしく、生産者の皆様の思いが込められていますので、制作メンバーと何度も相談し、現地の情報と照らし合わせながらできるだ け一般的にお伝えしやすい内容で記事を書かせていただきました。
3月のFOODEXメキシコブース🇲🇽で配布していただきますので、ぜひお手にとっていただければ嬉しいです