OLMECA ALTOSのUKブランドアンバサダーの紹介で、アランダスにあるオルメカ蒸留所へ行ってきました

オルメカのマスターディスティラーであり、日本未入荷ブランドALTOSの商品プロデューサーの息子Jesusに案内をしていただきました。
テキーラ界では、いま若い世代が活躍中で、Jesusも知識が豊富ですごく細く説明してもらえました。
エントランスにはアガベ畑が広がりとても美しい場所。
まずは、スライドでオルメカの製法について説明を受けました。
日本で現在輸入されているのは、ミクストのオルメカですが、60%がアガベ、40%が糖蜜からできています。
ただ、使っているアガベは自社畑で6〜8年ものの糖度が高いもの。
100%とミクスト、国内向けの安いブランドの3つのラインに分けて製造していて、蒸留所の模型がわかりやすく展示されています。
ちなみに、日本未入荷ブランドのALTOSはハイランドの意味で、ハイランドのエリアでは鉄分が多く含まれた、良質なアガベがとれることから、蒸留の場所を選んだそう。
2009年に、ロンドンの有名なバーテンダー4名と、カクテルベースに最適で、ハイクオリティのテキーラを作りたく、何度も試飲を重ねてついに完成したのがALTOS。
バックバーに並んでもおしゃれで、使いやすいボトルデザインが特徴です。
現在、タパティオやパトロン、フォルタレサなど6つの蒸留所でしか使われていない、昔ならではの製法タオナ(石臼)で、アガベを絞汁したラインと、5段階のシュレッダーを使ったラインを、秘密の分量で配合したもの。
レポサドは中古のバーボン樽で5ヶ月、アネホは60ヶ月熟成をさせています。
今回は特別に、タオナラインとシュレッダーラインのブランコを、別々に試飲させていただきました。
香りも味わいも全く違い、同じアガベを使っているとは思えないほど。
原材料はもちろんですが、製法の違いがここまで味に影響するとは思わず、ビックリしました

後編では、蒸留所の施設をレポートします。