1810年にメキシコ独立指導者ミゲル・イダルゴ神父がメキシコ独立戦争の際に、グアダラハラに進軍し新政府を設置すると共に、奴隷解放宣言をしたハリスコ州政府庁舎へ。
入場料は無料で、有名なグアダラハラ出身の画家オロスコが描いた「立ち上がる僧侶イダルゴ」というメキシコ革命を元にした巨大壁画が階段にあり、議会棟天井の壁画には、奴隷がつながれていた鎖を切断して解放される様子が描かれています。
メキシコは、陽気なイメージがありますが、想像ができないような少し暗い過去を、迫力いっぱいの絵からも感じられました。
テキーラや明るいメキシコの雰囲気から興味を持って毎年通っていましたが、歴史を勉強してより深くメキシコを知る貴重な機会になりました。
オスピシオ・カバーニャスに続き、描かれている人の声や思いが聞こえてきそうなくらいの迫力。
一度は見るべき
