グアダラハラを、テキーラという視点からみると、
テキーラのテロワールは、大きくわけて2つ。
世界遺産に登録されたテキーラ村を中心に、伝統的な蒸留所が点在する、
250年の歴史をもつバジェス地区。
比較的新しい蒸留所が多く、歴史もまだ90年ほどのロスアルトス地区。
ロスアルトスでは、糖分の多いアガベが育ち、
中古樽を使う傾向があるので、まろやかでスムースな味のテキーラが多いのが特徴です。
現在では、新たなテキーラのテロワールの誕生もあり、
また、バジェスのテキーラが、ロスアルトスの製法と似ていたり、
ロスアルトスの蒸留所でも、バジェスの特徴に似たテキーラを作ったり、
この2つで分けることが難しくなってきています
ただ、バジェス地区からロスアルトス地区に向かうと、
まず驚くのが土の色の違いです。
鉄分を多く含んだ赤土のため、真っ赤な大地が続きます。
火星のような大地に、アガベのブルーのコントラストが美しく、
とても不思議な光景が広がっていきます。
私は、ゆっくり車の中から、
この景色を見るのが大好き。
牛や馬、羊やヤギなど、放牧された動物が、
草を食べたり昼寝をしている様子も、のどかで癒される光景。
グアダラハラから約2時間くらいでアランダスの街に到着。
まずは、メキシコらしいものを食べようと、
ツアーでも宿泊したことがあるサンタバーバラホテルで朝食を
私は、トルティーヤ入りのスープをいただきました
アボカドやチーズも入りボリューム満点。
テキーラの種類も、当然豊富で、早速チェック。
当たり前ですが、品揃えはその土地で作られているテキーラが中心になっています。
グアダラハラのレストランやBARは比較的バリエーションが豊かですが、
小さな街にくると、その土地土地のテキーラがあり、
見ているだけでも面白いです。
そを中心に酒屋、レストラン、お店などが集中しています。
街のあちこちにはテキーラの看板が見られ、
屋台では、枝豆のような野菜を発見
塩ゆでにしたもので、まさに枝豆のような味わい。
ギネスブックに載った、世界で一番大きな鐘の前で写真をとり、
街中の酒屋さんを見学し・・・・
今まで、なかなかゆっくり見学することができなかった、
アランダスの街を堪能しました
やっぱり、メキシコは楽しい