日本でも大人気の、テキーラ・トップブランド「クエルボ」。
メキシコではもちろん、世界で年間700万ケース以上を販売する、
トップメーカーとして君臨するクエルボは、
テキーラで最古の蒸留所です
創業者のホセ・アントニオ・クエルボ氏が、
スペイン統治下の1758年にスペイン王カルロス4世から、
アガベの植樹を許可されたことから、長いテキーラの歴史がはじまります。
テキーラ村の駅から専用バスで移動し、
英語とスペイン語のガイドに分かれ、
蒸留所の見学ツアーが始まります。
クエルボとはカラスという意味で、美術館のように美しい建物の、
広いパテオには大きな鳥籠があり、その中にはカラスが飼われています。
そして、テキーラ村の教会がある広場に面するエントランスには、
大きなカラスのオブジェがあり、記念撮影スポットとなっています。
まずは収穫したピニャの見学から。
綺麗に皮を剥かれた大きなピニャがごろごろ。
バジェス地区の特徴として、少し皮を残しているので、
グリーンの部分もあり、まさにピニャ(パイナップル)の実のよう。
加熱、搾汁、発酵、蒸留、フィルタリングの過程を順番にまわります。
途中、加熱したアガベの試食もあり、
テキーラの甘みであるアガベネクターの味や香りを感じます。
樽熟成の期間によって、テキーラの味や香りに違いがありますが、
実際に、試飲をしたり樽の匂いを嗅いだりしながら、
熟成具合を確認させていただきます。
3つの樽は、チャー(樽の中を焼く作業)のレベルの違い。
ライト・ミディアム・ハードと3種類あり、
それぞれの焼き加減で樽の香りの付き方が変わってきます。
そして、古いテキーラのボトルが眠る、地下セラーでのを見学。
洞窟のような階段を下りると、空気もひんやり。
樽の甘い香りが漂う、熟成庫で説明を受けます。
2010年に限定発売された、250周年を記念した超高級ボトルも展示。
そして、クエルボ蒸留所の名物ともいえる、
1995年から毎年ヴィンテージを入れて8万本が生産されている、
エクストラ・アネホのレゼルバ・デラ・ファミリア。
アメリカンオーク、フレンチオークの新樽と、30年以上の熟成されたテキーラのブレンドで、
コレクターがいるほどの人気アイテムですが、
2013年の新作も、今回のツアーのタイミングで発売されていました。
ツアーの最後は、人気の売店でお買いもの。
リニューアルされていたようで、少し商品数が減っていたのが残念ですが、
蒸留所記念ボトルやレアなクエルボグッツが買えるので、
テキーラ村に来たら、必ず立ち寄っていただきたい場所。
蒸留所見学が終わり、パテォでテキーラを飲んだり、
少し休憩をとったあとは、
いよいよ待ちに待ったランチの時間です
つづく
グアダラハラ市内編は
こちら
Jose Cuervo Express編は
こちら