World Class 2013 Japan Final2日目は、
6種類のカクテルを6分以内でつくるスピード勝負の、
Cocktail Against the Clock Challengeからスタート

6分を過ぎると減点となってしまうのですが、
もちろん、スピードだけでなく、味や技術、見た目など、
総合的にを審査されるという、一番緊張するチャレンジです。
横でタイムを見ながら、見学者もドキドキ。
流れるようなスピードで仕上がっていくカクテルをと、
ダブルシェイクなどのパフォーマンスに魅せられ、盛り上がりました。

最後は、繊細な過去のスタイル「レトロ」に、
エレガントでスタイリッシュな「シック」の要素を取り入れ、
2種類のスタンダードカクテルに変化(=ツイスト)を加えていくという、
Retro Chic Challengeです。
12種類の課題のカクテルの中から1種類を事前に選び、
残りは、直前にカクテル名の書いてあるカードを選んで決定。
事前にわからないため、全てのカクテルの準備が必要で、
歴史やレシピを覚えるだけでも大変なのですが、
それをツイストして、その方法や理由を説明するという非常に難しい競技。

2日目は、観客も多く、たくさんの人が見詰める中、
ステージとなるカウンターで、プレゼンテーションするのは、
本当に精神的にも大変なことと思います
私自身はカクテルを作る立場ではありませんが、
カクテルの歴史や、発祥などを調べるのが好きで、
それぞれに歴史があり、今までに色々なツイストカクテルが生まれているため、
そこに新しいアレンジを加えることで、
斬新さやオリジナリティを出すのは、本当に大変なことだと思います。
最後の競技が終わり、審査を待つ間に、
スーパープレミアムウォッカ「シロック」のブランドパーティーが開催されました。
昨年の優勝者の吉田茂樹氏さんによるカクテルデモンストレーションや、
世界大会のプランニング・MCを務めているスパイク・マーチャント氏のトークショー、
お客様がシロックを使ったカクテルアレンジに挑戦するコーナーなどもあり、
参加者の皆さんとの交流の場として楽しませていただきました。

最後に、緊張の優勝者の発表です。
各部門優勝の発表があり、
第2位 宮之原 拓男 さん(BAR ORCHARD GINZA/東京都)
第3位 中垣 繁幸 さん(BAROSSA cocktailier/岐阜県)
の表彰がありました。
宮﨑 剛志 さん(奈良ホテル/奈良県)でした。
おめでとうございます
ちょうど、発表の際にご家族がお近くにいらして、
お子さん、奥様が本当に喜んでいらして、感動的でした
沢山の方の思いを背負って、これから地中海クルーズ船で開催される、
世界大会に参加されます
サポートされている、キリン・ディアジオの皆さんにも、
いつも本当にお世話になっているので、宮崎さんの世界大会での活躍を願って、
日本から、エールを送りたいと思います。
結果報告が楽しみですね
人生が大きく変わるようなチャンスにチャレンジできるWorld Class。
素晴らしい活動ですね。
今年も、ファイナリストの皆さんの、素晴らしいカクテル技術を拝見し、
バーテンダーという仕事への熱意に触れ、私自身も貴重な経験をさせていただきました。
参加させていただき、ありがとうございました。