宮古島「オトーリ」の文化を体験 | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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テキーラ合宿沖縄ツアーの最後に、
人生初の「オトーリ」を体験してきましたニコニコ

オトーリは古くから宮古島に伝わる風習で、
皆で車座になって泡盛を回し呑みすることです。
メキシコにもクエルニートという水牛の角でテキーラを回し呑みする似たような風習があり、
以前から大変興味があり、今回のツアーの最後に、
参加者全員で、オトーリを体験しようということになり、
ツアーを企画してくださったファイン企画の村上さんの紹介で、
宮古島出身の男性にいらしていただき、
本場!?の飲み方を教えていただきました。

日本テキーラ協会 テキーラソムリエのブログ

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その前に・・・・
沖縄最後の食事を堪能ニコニコ
首里にある、沖縄古民家で琉球伝統料理を提供している、
TVでも紹介された人気店「あしびうなぁ」で、
感動的なお料理を満喫し、泡盛を飲みお腹がいっぱいになったころ、
「オトーリ」がスタートアップ

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まずは、泡盛4と水6位の割合で割って準備しておきます。
グラスは何でもいいそうですが、
今回は目盛のついたものを使用しました。

まず「親」を決めるのですが、
年長者でも、家主でも、誰でもいいそうです。

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泡盛の量を、少ない順に、いびっちゃ、なから、ずみ、やまかさ、
のいずれかを親が決めて自分で注ぎます。
そして立って口上を述べますニコニコ

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まずは、会長が親になり口上を述べます。
何を語ってもいいのですが、他人の口出しは禁止爆弾
述べ終わったら泡盛を呑み干し、親が決めたその同じ量を全員が呑みます。

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親から時計回りだと「豊作回り」、逆だと「大漁回り」となり、
どちらも祈願したいときは2杯回すこともあるそうです。
「子」は飲み干したらコップをその都度親に返し、泡盛は親が注ぎます。

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最後に親に戻ってきたら、親は皆に感謝し、
再び口上を述べ、もう一杯呑み次の親を指名します。
つまり親は2杯呑むのです。
会長も2杯目の泡盛を飲み干します合格

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これを延々繰り返しますニコニコ

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「やまかさ」の時は表面張力でいっぱいになるまで注いで、
コップをトントンしてお酒をさげて、また注いでコップ一杯に。

口上も人それぞれで、意見を言ったり、思いを打ち明ける絶好の場。
もし呑めなくなったらこっそり居なくなればいいそうです。

いつもよく飲んでいるメンバーですが、
改めてその人が考えていることをまじめに聞いたり、
みんなで笑いながら、ただお酒を飲む。
本当に楽しい体験になりました音譜

さすがに、人数も多かったので最後はかなりの酔っ払いあせる
気が付いたら私はお店で寝ていました・・・・叫び

ふらふらになるまで飲みましたが、
残りのメンバーは全員夜の街へ・・・・
みんな強い目
宮古島の楽しいコミュニケーションを学び、貴重な経験になりました。
次回は、テキーラでやってみたいなぁ・・音譜
という気持にもなり、素敵な思い出がまた1つ増えました。