札幌での、テキーラソムリエ講座の前日、
プレミアムテキーラドン・フリオのセミナーを開催しました。
会場は、WITH BARにご協力をいただきました。
アガベアスールの色をイメージした高級感のあるクロスを使い、
プロのバーテンダーの方を中心に、
北海道のテキーラソムリエの皆さんにもお集まりいただきました
セミナーでは、まずテキーラについての説明をさせていただき、
今回ご紹介するトレスマゲイヤスとドン・フリオについて、
キリン・ディアジオのブランドアンバサダー西海枝毅さんをお招きし、
ドン・フリオ、トレスマゲイヤスは、
1942年に17歳の若さでテキーラ造りをはじめた、
テキーラ界伝説の男、フリオ・ゴンザレスのテキーラです。
ロスアルトス地方ののアトトニルコ地区に蒸留所があります。
創業当時から造られていたのは、ドン・フリオの原点でもある、
トレスマゲイヤス。
メキシコではラッキーナンバーの「3(トレス)」。
現地では、親しみを込めてアガベを「マゲイ」と呼び、
「トレスマゲイヤス」と名づけられたボトルは、ドン・フリオ氏のテキーラに対する愛情を感じられます。
ミクストテキーラは、通常バジェス地区のほうが多いため、
メキシコ・日本でも代表的なサウザ、クエルボ・エスペシャルを一緒にテイスティングしていただき、
テロワールの違いを感じていただきました。
また、メキシコで一番人気のカクテル「パローマ」を、
現地のスクワート(グレープフルーツソーダ)に似た味わいの、
メッツを使い、トレス・マゲイヤスの「メッツパローマ」をご紹介。
これからの時期にぴったりのカクテルです。
ドン・フリオは、元々病気から回復されたフリオ氏の快気祝いで、
友人や親族などに振舞われたお酒が評判を呼び、
商品化されたもの。
10年以上栽培した大型のアガベを使用し、
苦味のもとになるコゴージョ(アガベの芯)を取り除き、
かなり贅沢に造られたテキーラです。
もともとテキーラの瓶は縦長だったものを、
テーブル上で、向いの席に座った相手の顔が見れるようにと、
背の低いボトルを作ったのも、ドン・フリオがはじめてです。
昨年のメキシコ・テキーラツアーでは、
ドン・フリオ蒸留所を訪問させていただき、
歴代のボトルのコレクションも見せていただいたので、
セミナーの後半では、スライドで現地の写真を紹介させていただきました。
ラグジュアリードロップの中から、スナップ・クラックル・ドロップを紹介。
アンゴスティラビターとブラックペッパーにつけたライムを一緒にかじりながらのむというもの。
アニェホは、GOOD SHOTを紹介。
ドン・フリオのテイスティングの中にある、
シナモンとオレンジの香り。
とても相性がよいので、シナモンパウダーでスノースタイルにし、
オレンジの実を添えたもの。
ストレートでの味わいを楽しんでいただくものもちろんですが、
飲み方・カクテルも非常に大事な要素なので、
最後に、北海道初のテキーラソムリエ、
アルコジの桶川さんからもご挨拶いただき、
2時間のセミナーは終了。
質問内容のレベルも高く、
非常に熱心にお話を聞いていただきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また、ぜひ札幌でのセミナーの機会を作りたいと思いますので、
引き続き宜しくお願い致します。
尚、ドン・フリオの蒸留所の情報は、
こちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
アトトニルコ ドン・フリオ蒸留所編は
こちら