今まで全くというほど無視してきましたリンパ管。
そもそもこれ何?って感じだと思います。私も整形外科医としてこれを見たことはあるかもしれませんが
これがリンパ管だ!って確認できたことは全くないです。
当然、それは存在しています。
役割はいろいろあるようですが、ここでは迂回路としての役割で取り上げます。
静脈だけで組織液を心臓に戻すのがちょっと難しいのが現実。
そこで組織液は、迂回路代わりにリンパ管を通って別経路で循環しています。
リンパ管の中にあるとリンパ液とか言うらしいので紛らわしいですが、ほとんど同じものという理解でよいとは思います。
で、やはり何らかの理由でこれらが異常を来すと、それを迂回路としていたそれより末梢側の組織が浮腫になります。
代表的なのは、乳がんの術後、癌のリンパ節転移などがあります。
特に乳がん術後のリンパ浮腫はひどいので、社会問題にもなってたような気がします。
筋ポンプ以外にもこんな迂回路がある訳なんですが、自分で動作させることが可能なのが筋ポンプで
リンパ管は渋滞した組織液を迂回させているって言う感じのニュアンスでいいかなと思います。
ちなみに浮腫は悪循環しますが、ここまで読んでくれた読者の方ならその理由をこたえられるかな?