ボーイフレンド(腐) | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。

 

 

♠5

 

スマホの画面には櫻井翔の文字。

一回画面をタップすれば、電話がかかる。

でもなぁ・・・いきなり電話して、会いたいって・・・

キモくないか?

今までこんなことしたことない相手にだろ?

俺だったら・・・げっ!って思うかも。

でも・・翔君から言われたら・・・行く・・・かも?

画面のすぐ上で指がウロウロ。

 

松潤が、俺の肩口にドンとぶつかってきた。

その勢いで指がスマホの画面をタップ・・・

 

トゥルルルと呼出音が鳴る。

 

 

「おまっ!なにしてんだよ!」

 

松潤を押しのけた。

やばっ!切らなきゃ!と思ってるうちに・・・

通話時間のカウントが始まった。

遅かった−!

翔君、電話に出ちゃったじゃんか!

 

 

スマホから「もしも〜し」と翔君の声が聞こえる。

え?どうしよう。

会いたいって・・・言ったら・・絶対ひかれる!

 

 

「もしもし?あの・・・大野です。いきなりでごめん。あの・・そのぉ・・・」

 

“智君?どうしたの?何か急ぎの用でも?”

 

会いたいなんて言えるわけねー!!

かと言って、口からでまかせで何か用事をでっち上げることもできねー!

 

「あの・・・」口ごもって言葉が出てこない俺を気の毒に思ったのか?

 

カランとグラスを回しながら、松潤がボソっと「今、何してる?」

助け舟!松潤の方を見て、ありがたい!って思ってたら・・

松潤にはクスクス笑ってて・・・これは気の毒っていうか。

完全に面白がってる?

俺、松潤のおもちゃ扱いじゃね?

 

 

「こないだのZEROも見たよ。翔君の特集、面白かった」

「髪型もすごい似合ってた。今度、同じ髪型やってみてよ」

「翔君、スーツ似合うよね。かっこよかった」

 

クスクスからニヤニヤに顔が変わっていって。

やっぱりおもちゃじゃんか!

とは思うものの・・松潤のサポートがないと、話が続かない!

翔君もこんな急用でもない話に付き合ってくれてる。

コトン、とグラスを置くと、座り直した。

声がよく聞こえるようにか?ちょっと距離を詰めてくれる。

ほら!助けてくれよ!次、なんて言えばいい??

 

 

「キャスター姿の翔君の絵を描きたい」

「今度写真送ってよ」

 

ちょっと待て!

なんつーことを言わせるんだ!

ここまで言うと、翔君が戸惑ってるじゃないか!

 

ニヤニヤからスッと表情を消すと、松潤がものすごいイケメンになった。

テーブルに付いた肘に体重をかけるようにして、俺にグッと近づく。

 

な・・なんだよ!急に!

ライブ以外でのこの近さはさすがに普段はない。

内心、なんだ?と思ってるのを隠した。

反対側に避けようとする上半身を動かさないようにする。

すると・・・・

 

 

 

a 松潤が「会いたい」と耳元で囁く
b 潤君に抱き締められる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          Writing by   Special Thanks!