「ボーイフレンド(腐)」の遊び方 | TRIP 嵐 妄想小説

TRIP 嵐 妄想小説

嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。



「これ?」

「そうそう、まだ試作段階だけど。」

カズが手にしてるのは、パッケージにも入っていないゲームソフト。

「すごいよねぇ、スマックスで販売でしょ?」

「そーよ、その為にスマックスに入ったんだから。」

カズが嬉しそうにゲームをセットする。

「おいらでもできる?」

「できるできる、カンタンだから。」

カズは慣れた調子でコントローラーを握る。

パッパと画面が切り替わり、最初の設定画面になる。

「ここでサトシの名前を入れるでしょ……。」

「主人公の名前?」

「そうそう、名前はなんでもいいんだけど……。」

そう言いながら、カズが『サトシ』と入力する。

「後はテキトーに……。」

カズが次々何か操作するけど、おいらにはよくわかんない。

「これで後は始めるだけ。」

「へぇ~。」

カズからコントローラーを受け取って、ピッとボタンを押してみる。

「あ、画面が変わった。」

「始まりだね。」

「え……これ、アイドルなの?」

「そう、5人のアイドルグループの一人が主人公なわけ。

 で、男同士の愛に行きつくと一緒に暮らしてハッピーエンド。」

「え……それ、あり?」

「ありだから作ったんでしょ?今までにない画期的なストーリー!」

カズがニヤニヤ笑う。

画期的……なのか?

「あ、なんかこの人、ショウ君に似てる!」

「そりゃそうよ、俺ら5人がモデルだもの。」

「え……おいら達?」

「身近な方が考えやすいっしょ?」

「そうかな……。」

なんか……やりづらくない?

知ってる人に似てて、その誰かとハッピーエンドなんて……。

そりゃ、おいらはもちろんショウ君と……。

みんなが主人公を狙ってるからね?

 誰と上手くいくかはやり方しだい!」

カズが楽しそうに笑う。

「じゃ、例えばさ?このカズに似た、『ニノ』と上手くいきたいと思ってゲームしても……。」

「うん、他の人とハッピーエンドになっちゃうかも。

 そしたらもう一度最初からやり直せばOK!」

「『ニノ』と上手くいくまで?」

「そう。だって、それが主人公が望んだゴールでしょ?」

そっか……。

他の人とハッピーエンドになっても、そこで終りじゃないんだ。

「どうやって進めるの?」

「ん?最後に……。」

カズがおいらの手の中のコントローラーを操作する。

「ここ、選択肢が出るでしょ?これを選んで、ピッと押す。」

カズが適当にピッと押すと、画面が変わる。

「これで進んで行くわけ。」

「ふぅ~ん。」

おいらは目で画面を追っていく。

「え、あれ?思ったのと違う方向に……。」

「行っちゃうこともあるよね?それが楽しい!」

「や、こっち!……え、じゃ、こっち……ええっ?

 The endって……。」

「そこでゲーム終了。誰とも上手くいけずに終わっちゃったら負け。」

「うそっ!そんなのもあるの?」

「ある。結構ある。」

カズがケラケラと笑う。

「でも、終り方も凝ってんのよ。

 これさ、社長の知り合いのライター協会みたいなとこにお願いしてるから。」

「ライター協会?」

「そ、ちょっと怪しいんだけど……。」

「怪しい?」

嵐の館って言うのよ、その協会。怪しくない?」

めちゃめちゃ怪しそう。

「ほら、初のBLゲームだから、俺だけじゃ手が回らなくって。

 ライターさんにお願いするしかなくて。」

そりゃ、全部をカズがやるのは無理だと思うけど……。

大丈夫なの?そんな怪し気なとこに頼んで。

おいらが心配そうにカズを見たから、カズが、おいらの肩をポンポンと叩く。

「大丈夫よ。社長のツテだもん。何かあったら社長がなんとかしてくれるっしょ?」

え、そんなもの?

会社務めしてないおいらにはよくわかんない世界。

「ま、そんな感じで遊べるから、サトシもやってみて。」

「う、うん……。」

「全員と……つまり4パターンのハッピーエンド、見つかるかな?」

「が、頑張ってみる!ゲームはあんまり得意じゃないけど。」

「あ、もしバグ見つけたら、教えてね。」

バグ?」

「そ、次の話に行けなかったり、

 行った先のタイトルが『ボーイフレンド(腐)』じゃなかったり。」

「見つけたら、カズに教えればいいの?」

「そ、コメントしてくれると助かる。」

「わかった。」

おいらはコントローラーを握り締める。

真剣に画面を見つめるおいらを見て、カズが立ち上がる。

「ビール飲む?」

「飲む!」

「ツマミ、ポテトチップでいい?」

「いいよ!」

おいらがコントローラーを動かすと、カズがキッチンに消えて行く。

よっし!ショウ君とハッピーエンドになって、その次はジュン君狙ってみる

マー君とのラストはどんなかなカズは可愛かったりする

徐々にワクワクし出すおいら。

ピッとボタンを押すと画面が変わる。

よし、始まるよ~!

 





= 遊び方 =


① 最初のお話(下の画像をクリック)を読む

② 最後の選択肢を選び、選んだ選択肢クリックする

③ リンク先のお話を読み、また選択肢を選ぶ

④ ②、③を繰り返し、ハッピーエンドに行きつけばゴール

  The endになってしまったら、ゲームオーバー

  もう一度最初からやり直すこともできる



 ※バグを見つけたら、速やかにコメントください。

  読んだお部屋とこの記事両方にコメントしてくれると嬉しいです。
 

 


 

 



何度でも繰り返し遊べます。

あなたは、お気にいりのハッピーエンドを読むことができるかな?

『嵐の館』の会員を探ってみるのも楽しいかも。

あなたのお気に入りのブロガーさんはいる?(笑)

スペシャルな方に多数参加頂いております。

珍しい人が、珍しいCPで書いていたりもします。

そんなところも楽しんでください。

お話がうまく繋がっていなくても御愛嬌。

巡り巡ると、あれ?と思うところも出て来るかもしれません。

そこは大きな愛で見守ってください(笑)

サプライズゲストにあなたがびっくりすること、間違いなし!(笑)

あれ?びっくりしない人もいる?(笑)

人によって、びっくりするところが違うかも~(笑)