ボーイフレンド(腐) | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。

 

♣9

 
「おおちゃん、聞いてもらっていいかな?」
 
え?
 
相葉ちゃん?
 
「改まってどうしたの?」
 
もしかして、何か、トラブルに巻き込まれたとか?
 
ストーカーや、パワハラ、セクハラ、俺達の仕事は、結構、危険が多い。
 
それとも、病気?
 
また、肺をやられたとか?
 
まさか、まさかの、結婚報告?
 
相葉ちゃん、モテるからなぁ……
 
瞬間的に、色々、考えていたら、思いがけない告白だったんだ。
 
「俺、おおちゃんが、好きなんだ。」
 
「相葉ちゃん?俺も、相葉ちゃんの事、好きだよ。」
 
だって、メンバー、全員、好きだもん。
 
相葉ちゃん、急に、どうしたのかな?
 
「違うの、その好きじゃなくて、愛してるんだ。
 
メンバーとしてじゃなくて、恋愛対象としての『好き』なんだ。
 
一緒に暮らそう。」
 
へ?
 
恋愛対象としての『好き』?
 
その言葉に、ドキッとした。
 
もしかして、俺が相葉ちゃんに感じてる『好き』も、そうなの?
 
 
 
 
相葉ちゃんは、ゆっくりと、でも、はっきりと話してくれた。
 
「おおちゃんと、初めて話した時、すっごく緊張してたんだ。
 
だって、先輩だし、突然、同じ部屋の同じベッドで寝るなんてさ。
 
しかも、先輩の中でも、超人気の先輩だった。
 
同期には、羨ましがられたけど、俺、どうしたらいいのか、わからなくてさ。
 
でも、おおちゃんは、優しくて、こんな俺にも、親切にしてくれた。」
 
そう、急に、一緒の部屋になったんだった。
 
相葉ちゃんは、俺と違って、スタイルが良くて、可愛い、まさに、アイドルだなって、感じたんだ。
 
「それから、仕事で一緒になっても、おおちゃんのまわりには、いつでも人が大勢いて、話しかけるチャンスが、中々、無くてさ。
 
デビュー直前に焼肉屋に行った時も、ハワイに着いて、5人で合流した時も、何がなんだか、わからなかった。
 
デビュー自体もビックリだったけど、おおちゃんと一緒のグループだって事が信じられなかった。」
 
でも、でも、相葉ちゃんは、皆に好かれてて、狙ってのは、女性だけじゃなくて……
 
「ずっと、ずうっと、好きだったんだ。
 
だけど、おおちゃんは、違う人が好きみたいだし、告白したら驚かせちゃうと思って、黙ってた。
 
困らせちゃうよね。
 
でも、後悔したくない。
 
気持ちを伝えたくて。」
 
「え?俺が他に好き人がいるって、思ってたの?」
 
「うん。」
 
俺が好きなのは・・・
 
 
 
 
目を瞑って思い出すのは、いつでも優しい相葉ちゃんの笑顔。
 
俺が苦しくて、でも、誰にも頼る訳にいかない、一人で乗り越えなくちゃって、耐えてた時、何も言わずに隣にいてくれた相葉ちゃん。
 
相葉ちゃんの手を取れば、きっと、幸せになれる。
 
「相葉ちゃん、俺・・・」
 
でも、もし、俺が相葉ちゃんの手を取ったら、これからの嵐は、どうなる?
 
5人、それぞれが仲が良いと言われる嵐。
 
その中の二人が付き合い始めたら、バランスは、どうなる?
 
コンビを組む仕事も多いのに、どんな目で見られる?
 
少しでも女性と親しくなった、騒ぎだすマスコミも。
 
誤解が拡がってしまうと、いくら訂正しても、完全には消すことが出来ない。
 
俺の幸せのために、嵐を壊す事は出来ない。
 
「相葉ちゃん、思いきって告白してくれて、ありがとう。
 
俺の事、想ってくれてたなんて、気がつかなかった。
 
凄く、嬉しい。
 
俺にとって、相葉ちゃんは、そばにいて癒しを与えてくれる存在なんだ。
 
そして、そばにいて、飾らない自分を出せるのも、相葉ちゃん。
 
「じゃあ……。」
 
「でも、ごめん。
 
相葉ちゃんの事、大切にしたいけど、嵐の事も、大切にしていきたいんだ。
 
勝手だけど、これからも、今まで通りの関係でいたいんだ。」
 
 
 
 
The  end
 
 
 
 
智は幸せになれなかったようです。
最初からやり直しますか? 
 
 

 

 

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