遅くなりましたが、ツリーの誕生日が8月1日。
11歳になりました
あんなにちっちゃかったツリーが11歳の立派なシニアになって、毎日私のそばにいてくれる。
今でも子猫みたいに甘えて、かわいい表情で顔を覗き込んでくれる。
これまでどんなにツリーに力をもらえたかわからない。
小さな命が大きな人間へ、莫大なパワーを送ってくれる。
最強、宇宙一のツリ男選手
お祝いが遅くなってごめんね。
東日本大震災の翌年、ツリーが生まれました。
震災の津波で車や家、たくさんの人が流されて、尊い命が失われていきました。
ツリーは震災のときの誰かの、どこかの子の生まれ変わりかもしれない。
今になってそう思います。
ツリーの父ニャン、母ニャン、兄妹がどこにいるのか、今この世にいるのかどうかさえわかりません。
どんな経緯で保護されて、譲渡会に出ていたのかも。
けれどツリーは確かに存在していて、その温もりを私に与えている。
全信頼を寄せて、全てを委ねています。
ツリーのIBD(炎症性腸疾患)がわかったとき、高齢になってからリンパ腫になるかもしれないと言われたときに目の前が真っ暗になりました。
最近は毎回心雑音があって、心筋症の可能性も出ています。
でも、人も猫も犬も、いろんなものを背負っています。
病気だけでなく、過去の重い鎖を引きずりながら生きていて、それでもいろんな人と出会い、笑って、ハジケて1日を終えられる。
今日1日笑えたからいいっか。
そんな日が1週間、1か月、半年、何年も続いたからいいっか。
そしてそばに愛する子がいてくれて、これ以上最高の人生はないんじゃない
ツリーもそのときを、その日1日を楽しんでいてくれています
2012年11月に仙台の動物管理センターで電撃結婚…じゃなくて電撃譲渡
家に迎えた頃は首輪をつけていました
毛糸のおもちゃを追いかけてたね
心を開くまで時間がかかったけれど、信頼で結ばれたらとことん甘えるようになりました
パソコンにすぐ飛びついてきた時期があって、ほとんど打ち込みできなくて私のストレスが溜まっていました
ツリーが大きくなったら、パソコン作業が終わるまでそばでおとなしく待つようになったんです。
スクスクと大きくなりました
一人大運動会をしたり、興奮するとオオカミみたいな声を上げたり、加減をせずに噛んだこともありました
でも優しいツリーは、私が体調不良で機嫌が悪く、怒鳴り飛ばして寝室に閉じこもったのを気にかけて、1時間もお座りしながらドアが開くのを待っていたそうです。
見返りを求めない愛。
ひたすら愛情で包み込む子。
ツリ男のおかげで元気でいられるよ。
なくてはならない息子。
ずっと元気でいてね。
ツリー
Happy Birthday
大好きだよ
日頃、不義理をしていますが、今日はコメント欄を開けさせてください