―――― 鳥が、好きです。
小学生の頃からセキセイインコが実家にいて、ときどきはスズメ、キツツキなどとも一緒に住んだことがあるのですが(注:スズメもキツツキも飼ってはいけない鳥です。ウチでは一時的に保護していただけですので、ご注意ください)・・・・・なんというのか、コンパクトでかさばらず、適度に賢く、そして適度にユーモラスなところが憎めません(笑)
ポーカーフェイスのようで、よく観察すると表情の変化があり、加えて「嬉しい」「不機嫌」「落ち込んでる」・・・などなど、感情を全身の“ゼスチュア”で表現するあたり、まるで「手のひらサイズの小さい子供」を見ているようで、可愛いです。
しかも、ニンゲンは逆立ちしたって飛べませんが、彼らは自由に飛べるから、逃げようと思えばいつでも逃げられる・・・にも関わらず、窓を開けていても逃げようともせず、逆にファサファサっと飛んで近づいてきて、肩や頭に乗ってくれる・・・なんともケナゲです。
いちばん一緒に住んでみたいのが、フクロウ。
これ、憧れです。
でも、夜行性を重視しつつ食べ物にも気を配り、時には適度に運動させなきゃいけない・・・・僕は今、2LDKのマンション住まいですが、フクロウ専門の部屋は準備できないし、生活時間帯が不規則なので、ウチで一緒に暮らしてもらっても居心地が悪いだろうなぁと我慢してます。
そんなことをブチブチとつぶやいていたら、お友達が、
「今度 “ふくろうカフェ”に行く予定があるんだけど、一緒に行かない?」
・・・・と誘ってくれたので、も~狂喜乱舞。
今月後半から仕事で海外に行くことになっており、今はその諸準備と他の仕事でバタバタしているのですが、その合間をぬって、ご一緒させて頂くことにしました(^^)
・・・・・・店内に入ると、キラキラした大きな瞳のフクロウたちが出迎えてくれます。
もーね・・・もう、フクロウに憧れる人間には、パラダイス!(笑)
丸まっちぃくてチッコイ子から、翼を広げると1メートルくらいになる大きな子まで、いろんな種類のフクロウがいました。
待てよ・・・・・・フクロウは夜行性だよな。
こんな昼間に人間の相手をさせられて大丈夫なのかな? と思いましたが、とにかくお店のスタッフさんが本当に過剰なほどフクロウたちに対して気配りをしていて、疲れていそうな子はベッドルームみたいな場所で休ませる。お客さんの肩や腕に乗ってもらうのは一羽に付き一日一回だけ、頭は撫でていいが、他の場所には絶対触らないこと、予約制で入店から一時間でサヨナラ・・・という具合で、フクロウたちもスタッフさんに慣れていて、見ているこっちが羨ましくなるほどスタッフさんにあまえるんです。
いいよなぁ・・・・(T_T)
とりあえず一時間でお別れだから・・・・と、
「君たちのご先祖様はね、ティラノサウルスっていうんだよ」とか言いつつ(笑)
ソソクサとコミュニケイションをとりました。
僕は図体がデカクて、身長184センチあるんですが・・・それを踏まえて想像してみてください。
デッカイですよね(^^;)
腕に、犬が乗っかってる感じ。ちょっと重いです。
バランスを取るため、脚できゅっと腕にしがみつくんですが、赤ちゃんに腕を掴まれている感じ・・・と言えば、何となく感覚がわかっていただけるでしょうか。
・・・・おんなじ顔をしてみました。
さすが「森の賢者」と言われるだけあります。
こうして見ると、僕のほうがバカっぽいです(^^;)
この大きく、美しい瞳でジッと見つめられると、何だか心の奥底を見透かされているようで、「悪いコトは出来ないなぁ」と思ってしまいます(笑)
よーしよーし、なでなでなで、ぐりぐりぐり、ほじゃまかほじゃまか・・・・。
・・・・・充実した1時間でした。
リフレッシュできたなぁ。
また行きたいなァ・・・・と思いつつ、仕事に戻ります(^^;)
※写真の多くはご一緒した友達の小宮さんと二宮さんに撮って頂きました。
ありがとうございました!(^^)