例年、年賀状または年賀メールに使う画像はフォトショップ等の画像加工ソフトを使って自分で作ることにしているのですが、去年は「巳年(みどし:へびどし)」だったので、そのまんま和風なのもヒネリがないなと思い、僕の大好きな飛行機・・・・第二次大戦中、アメリカ陸軍航空隊で使われたベル社製P-39戦闘機・・・・が「Airacobra(エアラコブラ)」という愛称で呼ばれていたので、この飛行機をあしらった画像を作成しましたが、今年は午年(うまどし)・・・・馬?
どうしたもんかな?と思いつつ、ハッと気づいたら、まーたこんな画像を作ってしまっておりました。
マスタング(昔はみんな“ムスタング”って発音してたなぁ^^;)は気性の荒い小型の野生馬のことで、第二次大戦中最優秀と言われた戦闘機、そしてフォードの小型スポーツカーにその名前が使われていて・・・・アメリカにはお金があって、シャレッ気がある人がいるんですねぇ。
戦時中のマスタング戦闘機を復元して、それとまったく同じカラーリングのスポーツカー、マスタングを並べて遊んでいる人がいるんです。
こんなの、ふつーミニカーとかプラモでやって遊ぶコトぢゃないの?本物を使ってやっちゃうってのは「あんたバッカじゃないの!?」って感じがしないでもないですが(笑)
本物の戦闘機とスポーツカーが並んでいる絵柄が面白いし、干支にも合っているので、写真を見つけて来て合成加工してみました。
なので、元々この戦闘機とスポーツカーの写真は飛行場らしき場所で撮られていて、そこに両者が並んで置かれており、背景には建物やら看板やら見物人やらが写り込んでいるわけです。
フォトショップってのは便利ですねぇ。
背景を切り取って、自分で撮った山並みの写真やCGなど、他の要素と合成して、こんなふうな絵を作るのに、1時間とかからない(笑)
面白くて、やみつきになります(^^;)
前置きが長くなりましたが・・・・2014年、明けましておめでとうございます。
ときおり思い出したように更新する話題性のカケラも無いブログで、たいしたこたぁ書いていないにも関わらず、有り難いことにお読みいただいている方々がいらっしゃるようで(^^;)
今年もポコポコと更新してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
・・・・あ!
本家本元のブログ、もう1年も更新してないんだよなぁ。
http://tep-motionpictures.cocolog-nifty.com/
本来は、映画・映像製作をテーマとした「手づくり活動屋 本舗」が本館で、ここは息抜きに使う別館のはずだったんですが・・・・手がけている自主製作映画の製作が、モロモロの事情・問題発生で停滞しておりまして、特筆すべき進行状況もないもんですから、こちらのブログに駄文を綴って鬱憤晴らしをしているというアリサマでして・・・・(笑)
それにしても、今年の年越しは静かそのものでした。
とくに来客や連絡もなく、うちのマンションもご家族で帰省されているお宅が多いんでしょうね、し~んとしてまして。
新潟在住の友人が快気祝いに送ってくれた、やたら美味い蕎麦を茹でて一人で食いつつ、除夜の鐘の響きを聞いておりました。
こういう、しん!とする寒さが感じられる一人の静かな年越しも、情緒があって、いいもんですね。
忘年会には例年よりも多くお呼ばれしたし、皆で僕の快復を喜んでくれたし、賑やかな年末のひとときでしたから、大晦日くらいは静かに・・・・と思っていたら、そうなっちゃいました(笑)
いや~今 思い返してみても、2013年は冗談みたいに散々な年で・・・・夏に重病で倒れた経緯はこちらのブログにもたびたび書いてきましたが、今になって思うと、2012年がけっこう充実した内容の年だったんですよね。
人生山あり谷ありで、すべて帳尻が合うようになっている・・・・という方もいますが、2012年またはそれ以前の数年の反動が2013年にいっきに来たのかなぁ・・・・と思いつつ、ハッと思い出したコトありました。
2013年の正月に行った初詣でおみくじを買ったのですが、くじ運の悪い僕にしては珍しく「大吉」だったんです。
へぇえ~初めて大吉が出ちゃったヨと思い、いつもは神社の境内の中に・・・・なんていうのかな、ヒモが張ってあって、みんなそのヒモに細くたたんだおみくじを結びつけて帰るので、僕もそうしていたのですが、大吉を引くのがあまりにも珍しいことだったので、お守り代わりになるかなと思い、小さく折りたたんで財布に入れて持ち帰ったんです。
・・・・で、結果は仕事がうまくいかなかったり、夏に「くも膜下出血」でブッ倒れて緊急入院、復帰するのに4ヶ月近くかかってしまったというメチャクチャな1年だったので、
「なんだよ~おみくじは大吉だったのに、この始末かよぉ」
・・・・と思い、そのおみくじを捨ててやろうと財布から取り出して、久しぶりに読んでみたら・・・・ビックリしました。
『病 ・ 重い病気に罹りますが、完全に治るでしょう』
・・・・と、書いてあったんですこれがまた!
あっりゃあぁあ~。
「くも膜下出血」で倒れたとき、一時は意識不明・心肺停止となって、ぶっちゃけ「死んじゃった」状態になったのですが、近くにいた人が以前会社で習ったという心臓マッサージをすぐさまやってくれて、救急車もことのほか早く到着、偶然にも脳外科の先生がいる総合病院が近くにあったのでそこに速攻で搬入されて、一命をとりとめたという・・・・それに、退院後の後遺症がとくにこれといって見あたらないというのは、こりゃあ、ひょっとしたら神様が助けてくれたのかなぁ?と思いまして。
僕は元来、無神論者で、宗教にもとくに興味はないのですが・・・・やっぱり日本人なんですねぇ。
外出して、その神社の近所に出向くことがあると、必ずお参りをして御礼を申し上げるようになりました。
気持ちの問題だと思うんですけどね。
そりゃあ心臓マッサージをすぐに始めてくれた人、救急隊員の方々、手術をしてくださった先生、その後の面倒をみてくれた看護士さんやリハビリ関係の方々には言葉に出来ないほど感謝していますが、それだけじゃすまないような気がして、神社に足を運ぶ心理になってしまってます。
こうして今、生かしてもらってることに、それに関わったすべての方々、すべてのものに感謝する・・・・っていうんですかねぇ、そういう心境なんですよね(^^;)
今までかなり不真面目に生きてきた男ですから、ひとつくらいはこういうことがあってもいいんじゃないかなぁと思ってます。
・・・・さて、今年はどんな1年になるんだろう?
除夜の鐘を聞きながら、バルコニーのベンチに座って、僕にしては珍しく缶ビールを飲みながら考えました。
まぁ、もともと弱いので、エビスの350ml缶一本飲んだら充分でしたが(笑)
晴れていて雲がなく、綺麗に星が見えていたのが印象的でした。
もうね、生きてるだけで充分ですから、なーんも考えないことにしました。
こっち行きゃあいいかなと思った道を進み、道が険しくなったり坂が急になったりしたらアッサリ引き返して別の道を行く。
そして立ち止まり、歩き出しても安全な「時期が来る」のを待つ。
自然体で、無理せず贅沢を考えず生きる1年にしようと決めました。
砂漠の真ん中に一人ででっかいピラミッドを造ろうとしたり、森を歩いていて霧に包まれて何も見えなくなっても、ムリヤリ歩き始めてしまう・・・・今までそんな生き方をしてきたもんですから、しかも昨年は365日の間に、あれだけの酷い経験をしたら、もう充分です。
しばらくはそういうリスクを避けたい。
ときどきチョット立ち止まって考えながら、ボチボチと進んでいく。
「ちょこっと様子を見る年」ってことでしょうか。
そんな年になればいいな・・・・と、思っています。