大学受験における不合格者から何を学ぶか(学ぶべきか) | 天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

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方法論ではなく
やり切る能力(人生観)を改める

大学受験に必要な能力
「量をこなす能力」を身に付ける

昨日は

 

大雨で飛行機が飛ぶか

 

すごく心配しましたが

 

何の問題もなく飛びました

 

 

 

 

北大の植物園を見下ろす

 

ホテルに泊まっていますが

 

19日の札幌の「日の出時刻」は

 

午前3:55だそうで

 

今が午前6時前ですが

 

既に太陽は高く上がっています

 

 

 

今年の浪人生は

 

久しぶりの北大志望者がいますが

 

来年の今頃は

 

日の出を見て

 

北海道に来たんだと

 

実感してもらいたいものです

 

 

 

  不合格者から学ぶ

 

 

難関大の不合格者

 

記念受験でもないかぎり

 

よく勉強したけれでも

 

苦杯をなめた

 

そんな生徒さん達です

 

 

 

対して

 

普通の大学の不合格者には

 

やればできるはずなのに

 

以下のような態度で

 

やっぱりね

 

そんな人が

 

かなりの数います

 

 

 

 

不合格者の特徴とは

 

自分の好きなメニューを

 

気が向く程度にこなす

 

 

 

「誰よりも遅く来て」

 

「誰よりも早く帰り」

 

「なんかいい方法ないっスか」的な人

 

 

 

机に座れない

 

自分との約束を守れない

 

点数に貪欲でない
 

 

 

 

他山の石として

 

このような態度にならないよう

 

自分を律するという事が

 

一番大切だと思います

 

 

 

 

  不合格者の存在は           受験産業の必死の工作で        あまり目に触れる機会がありません

 

大学受験において

 

不合格者の存在というのは

 

受験産業の

 

必死の工作により

 

我々の目から

 

拭い去られてしまいます

 

 

 

 

帝大系の場合

 

その難易度から

 

敬遠される傾向があり

 

概ね2.5倍という

 

低い水準の倍率となります。

 

それでも

 

2人の合格体験記があれば

3人の不合格体験記があるわけで

不合格者>合格者

このことを忘れてはいけません

 

 

 

 

医学部の倍率は

倍率は2~10倍(国立前期)

 

難関大になればなるほど倍率は低く

 

偏差値が低い医学部になればなるほど

 

倍率が高くなりがちです

 

高知大学医学部

2024年一般入試の

倍率は7.4倍程度

単純計算すれば

10人の合格体験記があれば

64人の不合格体験記が

あることになります

 

 

 

  大学受験は理屈じゃない

 

大学受験における

合格先というのは

「本人さんの才能」

「生き様」

「残された時間」

この3つの点が

重なるところです

 

 

 

偏差値が

 

それほど高くない大学の

 

不合格者の場合は

 

単純に

 

毎日勉強しなかった

 

受験勉強を始めるのが

 

高3の12月からだった

 

そんな体験記に

 

なるかと思います。

 

 

 

これが

 

共通テスト75%以上を要するような

 

難関大になってくると

 

 

 

進学校の生徒さんの場合の

不合格の要因は

根本的な点において

「受験仕様」に

「生き様」が

仕上がっていない

この点に

尽きるかと思います。

 

 

このランクの大学の

 

不合格者と合格者の

 

受験勉強に対する認識の差は

 

天と地ほどの差があります

 

 

進学校の生徒さんであれば

 

難関大に合格できるか否かについて

 

知的ポテンシャルが決定台になることは

 

まずありません

 

決定打になるのは

 

本人さんの生き様です

 

 

 

 

甲子園に行きたい

 

そう口にはするものの

 

朝練はイヤ

 

基礎トレもイヤ

 

全体練習もイヤ

 

好きな時に

 

自分のやりたいメニューを

 

こなすだけ

 

 

 

 

 

 

これじゃあねえ・・・・

 

 

 

この姿勢を改めない限り

 

受験の世界では

 

いい思いはできません

 

 

 

 

  足元を掘れそこに泉が湧く

 

 

大学時代

 

私淑していた教授に

 

この言葉をいただきました

 

 

 

 

中1~高2の生徒さんであれば

 

まずは期末テストくらいは

 

なんとかしましょう

 

 

進学校の絶対防衛ラインは

 

概ね学年100位以内

 

この位置に入っていれば

 

受験の世界で

 

とんでもない目にはあいません

 

 

 

 

高3の生徒さん

 

今まで真剣に

 

勉強した経験がない人は

 

どれだけ勉強したら

 

どれだけ成績が上がるか

 

その辺の相場観がありません

 

 

 

 

得てして

 

「死ぬ気で頑張ります」的な発言で

 

1年分の分量を

 

40日に詰め込もうとして

 

得るものは何もなかった

 

そんな夏になりがちです

 

 

 

 

天王予備校では

 

マス層の受験生に対して

 

最低次の2つをやろうと

 

声をかけ続けています

 

 

 

最低と書きましたが

 

これができたら

 

ベストに近いベターだと

 

思ってください

 

 

 

まずは

 

英語を攻めの科目にする

 

毎日5時間

 

やることも絞り切って

 

読むための英文法を

 

代ゼミの力を拝借して【96000円と高くはない】

 

詰め込むことと

 

学校配布の単語集の例文を

 

馬鹿になって音源に合わせて音読する

 

今共通テスト英語筆記が50前後の人は

 

この程度をやり切った方が

 

得るものが多いと思います

 

 

 

英語は傾斜配点で

 

ほとんどの大学が

 

1.5~1.6倍の扱いです

 

また

 

二次試験でも

 

必須科目の場合が多いです

 

味方につけることを

 

強く勧めます

 

 

 

 

 

 

もう1科目は

 

理系であれば化学

 

文系であれば理科基礎

 

化学は才能は問いませんし

 

文系の理科基礎は

 

量も少なく

 

問題もそれほど難しくもないので

 

ボーナス科目です

 

頑張ってください

 

 

 

 

数学に関しては

 

共通テストで

 

荒唐無稽な目標点を

 

たてないこと

 

 

 

共通テスト数学が

 

100~120点でも

 

十分合格できる

 

各科目の目標点を設定しましょう

 

 

 

 

数学は残酷な科目です

 

仕上げるのに

 

進学校の生徒さんの間でも

 

10倍以上の差が出ます

 

 

 

あの夏は

 

本当によく頑張った

 

そんな思い出の年に

 

是非して下さい

 

 

 

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