受験は「出来たらいいな」と「出来る」を混同しない(副題 冷徹な判断が合格のポイント) | 天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

方法論ではなく
やり切る能力(人生観)を改める

大学受験に必要な能力
「量をこなす能力」を身に付ける

第二次世界大戦における

 

インパール作戦

 

 

 

 

物資・兵站に

 

問題があるにもかかわらず

 

撤退するという

 

合理的な選択を排して

 

作戦を強行し

 

10万人近い将兵が

 

戦い以前の段階で

 

命を落とした

 

日本陸軍最悪といわれる

 

作戦です

 

 

 

 

 

この作戦の責任者の

 

牟田口中将のことばが

 

残っています。

 

 

 

 

皇軍は食う物がなくても

 

戦いをしなければならないのだ。

 

兵器がない、

 

やれ弾丸がない、

 

食う物がないなどは

 

戦いを放棄する理由にならぬ。

 

弾丸がなかったら

 

銃剣があるじゃないか。

 

銃剣がなくなれば、

 

腕でいくんじゃ。

 

腕もなくなったら足で蹴れ。

 

足もやられたら口で噛みついて行け。

 

日本男子には大和魂があるということを

 

忘れちゃいかん。

 

日本は神州である。

 

神々が守って下さる…

 

 

 

 

精神論だけでは

 

戦争は勝てません

 

 

 

合理的な判断が

 

大前提であり

 

その先に

 

将兵の士気といった

 

精神論の問題が

 

出てくるだけです

 

 

 

 

 

 

 

受験も同じで

 

まずは

 

合理的な判断が

 

大前提であり

 

その判断・作戦の先に

 

各人の

 

意欲や持続力が

 

問題になるだけです。

 

 

 

単に

 

意欲や持続力だけでは

 

空回りするだけです

 

 

 

 

 

 

  大学入試の戦略(その1)             配点・傾向にそって学習に濃淡をつける

 

 

大学入試の量は

 

気が遠くなるくらい

 

膨大な量です

 

 

 

 

全ての範囲を

 

同じような濃度で

 

勉強していくことは

 

効率が悪いだけで

 

向こう岸まで

 

泳ぎつかないかも

 

しれません

 

 

 

まずは

 

志望大学を確定し

 

どの科目に

 

どれくらいの

 

配点があるのか

 

そのあたりを

 

しっかりと

 

調べる必要があります

 

 

 

 

配点が5%の科目と

 

配点が20%の科目を

 

同じように勉強するのは

 

無駄でしょう

 

 

 

 

また

 

過去問を調べて

 

その傾向を

 

調べることも

 

とても大切です

 

 

 

英作は

 

昔ながらのものなのか

 

自由英作文なのか

 

その違いによって

 

やることも

 

異なってきます

 

 

 

 

まずは

 

この判断を

 

大切にしましょう

 

 

 

自分だけでは

 

出来ないのであれば

 

塾スタッフが

 

一緒に考えます

 

 

 

  大学入試戦略(その2)        原則数学は守りの科目

 

 

数学は残酷な科目で

 

仕上げるのにかかる時間が

 

人によって

 

10倍以上差があります

 

 

 

そして

 

10倍チームの方が

 

多数派であるという

 

厳しい現実もあります

 

 

 

 

数学に時間を費やしても

 

それほど高得点が見込めない

 

そんな人が

 

数学の学習に多くの時間を割いても

 

時間が無駄になる

 

いわゆる

 

サンクコストになる

 

可能性が高いです

 

 

 

出来れば

 

楽して

 

合格したいですね

 

 

 

そうであれば

 

割り切って

 

平均点を死守する

 

そんな勉強法に

 

徹することを勧めます

 

 

 

特に共通テストの問題は

 

全国の

 

様々な生徒さんを

 

選別する必要があるため

 

苦手な人でも

 

解くことが出来る問題が

 

ちりばめられています

 

そこを上手に拾う

 

そんな勉強を心がければ

 

数学の学習にかける時間が

 

節約できるはずです

 

 

 

そして

 

余った時間を

 

努力だけの科目に回すと

 

総合得点は

 

必ずアップしてきます

 

 

 

 

受験は要領を

 

実践することで

 

着実に果実を

 

手にいれましょう

 

 

 

 

  大学入試の戦略(その3)最初に攻めの科目にするのは・・・   理系は英語と化学専門         文系は英語と理科基礎と社会1科目

 

英語は

 

共通テストにおいては

 

傾斜配点で

 

多くの大学が1.5~1.6倍に

 

水増しされます

 

 

 

また

 

二次試験においても

 

たいていの大学で

 

大きな配点があります

 

 

 

でもって

 

英語は努力だけの科目で

 

早め早めに手をつけさえすれば

 

進学校の生徒さんであれば

 

必ず高得点が可能な科目です

 

 

 

 

中学生のうちに

 

遅くとも高1くらいまでに

 

読むための英文法を

 

身に付けることが

 

大きな武器となります

 

 

 

何をやったらいいかは

 

塾生には

 

くどいほど伝えています

 

 

 

最初は

 

代ゼミの入門英文法

 

料金は8万円ちょっとと

 

これで人生が変えるなら

 

安いものです

 

 

 

例文は

 

全てウィリアムに

 

音声を吹き込ませ

 

Vector上に

 

用意しています

 

 

 

 

塾の暗誦例文が

 

この例文に当たります

 

 

 

 

ここが出来たうえで

 

入門英文精講の

 

解説ページ(構造を説明した見開き部分)を

 

自分の言葉で説明できるまでに

 

読み込んでください。

 

 

 

 

こちらも音源を

 

Vector上に

 

用意しています

 

 

 

後は

 

学校配布の単語集の

 

例文を繰り返せば

 

入試の入り口の部分は

 

だいたい終了です

 

 

 

でもって

 

この程度の準備で

 

岡山・広島レベルまでは

 

十分に射程に入ります

 

 

 

基礎がない状態で

 

どれだけ演習をやっても

 

得るものはわずかです

 

基本を大切にしましょう

 

 

 

 

化学や理科基礎は

 

基本暗記です

 

学校配布の問題集の

 

すべての問題に

 

即答できるようになることが

 

大多数の人にとっては

 

ゴールになります。

 

 

 

共通テストは

 

この程度で

 

十分高得点が可能になります

 

 

 

あとは

 

二次試験過去問を

 

秋口あたりから

 

5年程度足れば

 

そこそこの大学まで

 

準備としては

 

十分だと思います

 

 

 

 

 

 

  大学入試の戦略(その4)精神論を馬鹿にしない(最後は精神論)

 

 

このブログで

 

何度も触れてきましたが

 

進学校の生徒さんであれば

 

 

 

知的ポテンシャルは

 

決定打にはなりません

 

決定打になるのは

 

意欲・持続力の欠如です

 

 

 

このあたりを直視せず

 

「誰よりも遅く来て」

 

「誰よりも早く帰り」

 

「なんかいい方法ないっスか」的な

 

他者依存体質の人は

 

大学受験の世界では

 

いい思いは出来ません

 

 

 

どんな講座を取ろうが

 

どんな参考書を使おうが

 

どんな勉強法を取ろうが

 

大学受験は本人さん次第

 

 

 

 

合理的な戦略を立て

 

毎日コツコツ勉強するには

 

このあたりの心構えが

 

とても大切になります

 

 

 

逆に言うと

 

きちんと戦略を立て

 

毎日コツコツやれば

 

大学入試は個人選なので

 

普通に合格できます

 

 

 

精神論というと

 

つかみどころがありませんが

 

日本文化の神髄に

 

形から入る

 

そういう考え方があります

 

 

 

まずは

 

塾滞在時間を長くする

 

そのレベルから

 

スタートしてはどうでしょうか

 

 

 

 

指標としては

 

既卒生は230時間~

 

現役生(クラブ無)は100時間~

 

現役生(クラブ有)は80時間~

 

 

 

自分の滞在時間を

 

Vectorの管理画面で調べてみましょう

 

保護者の方も

 

ご覧いただけます

 

是非ご覧になって下さい

 

 

 

どうして成績が上がらないのか?

 

この辺に答えがあるかもしれません。

 

 

 

 

そして

 

塾にいる時間は

 

トイレ以外は

 

席を立たない

 

このことを徹底しましょう

 

 

 

 

いつ見ても

 

問題を解いている

 

テキストを覚えている

 

そんな人を

 

まねるところから

 

入ってみませんか

 

 

 

 

 

 

ここまでくれば

 

精神論の部分は

 

十分合格点です

 

 

 

 

今日より明日

 

明日より明後日

 

 

 

向上心を持って

 

毎日努力する

 

 

そうすることで

 

充実した人生を

 

手に入れて下さい