湯川秀樹博士の言葉に
「君たち全員に優をあげるよ
勉強は自分でしなさいよ」というのが
あるそうです
私も大学時代
同じような経験をしました。
現代政治思想の
K教授の授業
バクーニン等
アナーキズムの研究者でしたが
1年間の講義は
政治思想らしいものには
ほとんどふれず
ロシア文学の話が
大半だったと記憶しています。
それでも
学年末試験のお題は「マルクス対レーニン」
授業で一言も触れていませんが
それが試験問題です
まあ現代政治思想の試験ですから
まっとうな出題といえるでしょう
7頁からなる答案用紙を
自分の持てる知識をかき集めて
何とか答案にした記憶があります
湯川博士のケースと違うのは
私の成績が「優」ではなく
「良」だったことですが・・・
1980年代の
京都大学の雰囲気は
まさしく
勉強は自分でしなさいよ
そういう雰囲気でしたね
一定レベル以上の大学を狙う場合
中学生化する大学生
そんな記事が
ネットに出るご時世です
誰もが憧れる
そんな大学を受験する場合
勉強は自分でするもの
そういった覚悟がないと
映像授業に車1台分の金額をつぎ込み
全落ちみたいなことになりかねません
入塾時面談で
点数の高くない教科について
理由を尋ねたら
「先生の教え方が悪くて」
そう発言する
進学校の生徒さんがいたりします
東大の学生が
仮に単位を落とした時に
「教授の教え方が悪くて・・・」
そんな発言は
口が裂けても
しないと思います
我慢して
発言しないと言いうより
単位が取れなかったのは
徹頭徹尾
自分の学習量が足りなかったと
心底から思っていると思います
だからこそ
東京大学に合格できたのです
鉄は熱いうちに・・・
大学受験コースの生徒さん
特に私立中学の生徒さんに
毎日コツコツ学習する大切さを
毎週1回は話しています
特に中学1年生なんかは
今から6年間あります
最初の段階で
きちんとした学習姿勢を
身に付けてくれたら
あとは
自分で走っていきます
全員が全員
東大・京大に
合格できるわけではありませんが
進学校の生徒さんであれば
神戸大~大阪大ラインまでは
結構努力で何とかなります
高知大学医学部についても
同じことが言えます
定期テストですね
ここで頑張れる人は
大学受験でも
おそらく頑張ることができます
逆の場合は
まあ
そんな結果が待っています
あと1カ月になりました
一緒に頑張っていきましょう