大多数の高3生
5月初旬に
河合塾の
全統共通テスト模試(第1回)を
受験するはずです
受験生は20~30万人くらい
硬軟取り混ぜた
良問ぞろいで
評定の信頼性も高い模試です
この模試を
入試までのマイルストーンに据え
志望校ボーダーマイナス10%程度を
目標にしてみてはどうでしょうか
範囲も限定されており
一番点が取りやすい模試です
今から準備すれば
3か月半あります
3か月半で
どれくらい勉強できるかといった
自分のキャパも計測できます
そうすれば
5月以降の計画も
立てやすくなってくるはずです。
全統模試の攻め方
別に全統模試に限らず
世の中の模擬試験
立ち位置にもよりますが
暗記系を最初に攻めると
点が伸びやすいです
現代文が苦手だからと
現代文から学習を始めると
1年たっても変化無し
そんなことが
現代文では起こりえます
私の一押しは
英語です
進学校の生徒さんであれば
まあ
誰がやっても
時間さえかければ
一定の成果が出てきます
英語はたいていの大学で
二次試験でも課してくるので
最初に得意科目に仕上げると
一息付けるはずです
後は
日本史・世界史
化学専門
こういった科目も
学習量が点数に反映されます
点数が低い人ほど
危機察知能力が低く
日本史なんて
腰を据えて勉強しなくとも
何とかなると思いがちです
しかし
実際にやってみると
60点~65点あたりまでは
なんとかなるのですが
そこからさきは
普通の人の場合
なかなか伸びていきません
相当に時間がかかるという事を
頭に入れておくべきでしょう
数学はどうするか
広い範囲の復習を
自分で計画を立てて
ゴリゴリと実行できる人は
あまりいないと思います
Vector課題
毎週70問ほど出しています
全統模試迄
1050問ほど
バランスよく広い範囲を
解いていくことになります
出来なかった問題を
じっくり解説みて
必要であれば
見返しノートに転記する
そして
そのノートを
何度も見返していく
こういった地道な努力が
大多数の人にとっては
絶対に必要な学習です
この部分をすっ飛ばして
共通テスト演習を行い
「先生! 真数条件って何ですか?」
そんな質問を
真顔でしてくる生徒さん
その後の運命は
言うまでもありません
毎日毎日が遠くまで歩いて行くコツ
20年以上この仕事をしてきて
多くの生徒さんの自習室での様子を
じっくりと観察してきました
大學入試に於いて
知的ポテンシャルが
決定打になることは
めったにありません
決定打になるのは
持続力・意志力の欠如の方です
このあたりに自信のない人は
早い段階から(評定の改善が可能な段階から)
指定校推薦を意識した
学校生活を送るべきだと思います
何度も書きますが
高知の私立
昔日の栄光で
多くの指定校を持っています
しかも
高知の私立の生徒さんは
国公立志望で
指定校人気はそんなに高くありません
指定校は
合法的に下駄をはく制度
私立の共通テスト利用合格者と
指定校合格者の成績は
偏差値でいうと10前後の差があります
絶対得だと思います
なにはともあれ
毎日毎日コツコツと
地道な努力を続けるのが
一番大切なことだと思います