前回の続きです!
大学入試や英語の試験などで出る可能性もあるトピックなので、自分の意見くらいは軽く英語で表現できるようになりましょう。
negative impact?
- cultural invasion means a threat to many (people)
移民問題はユーロ圏でも常時問題として扱われ、最近では永住権を取得できても、国籍を取得するのが難しくなっています(以前は簡単でした)。英国に関しては、2000年ごろから国の歴史、政治、地理、文化や法律を問われる、試験が実施されるようになりました。私は導入された直後に受けたので、比較的簡単に合格することができましたが、試験の範囲も年々広く、難しくなってきています。また、イギリスの大学を卒業していれば免除になるのですが、英語の試験も開始されました。日本もこの案がありますよね。
これらの審査は、母国の文化を一貫しintegrate(溶け込む)ことをしない移民たちが増えたため、自国(移民先)の文化を理解し、社会に適応できる人材を求めることが背景にあります。自国の文化へのthreat「脅かし」を考えて作られた案です。
benefits of welcoming economic immigrants
- more workforce = brings money and prosperity
移民問題で国民に支持されない一番の理由は「外国人が自分たちの仕事を取り、自国のお金を消費している」というものです。よく英語でも Immigrants come to our country, take our jobs and spend our money. といわれます。しかし、実際難民を含む移住者に国が使うお金は、移民者全体が国にもたらす経済よりはるかに少ないのが事実です。さらに高齢社会が進む日本はAIを発達させる以外、外国人労働者の受け入れは避けられないものとなります。
最後にimmigrationに関するイギリスの統計
イギリスの人口:5173万
人口の44.9%が「白人イギリス人:White British」と答えている。
750万人のイギリス在住者が外国で生まれている。
(2011年国勢調査「英語でcensus」より)
ロンドンの人口:800万人
ロンドンは多言語の首都ともいわれ、約300ヵ国語が日常で話されている。
家で英語を第一言語としない家庭は4分の1。
(2011年国勢調査「英語でcensus」より)
文献
https://www.theguardian.com/world/2018/feb/16/japan-asylum-applications-2017-accepted-20
https://www.bbc.com/news/uk-21259401
https://www.independent.co.uk/news/london-multilingual-capital-of-the-world-1083812.html