センター試験と英語資格の併用?
https://www.benesse.jp/kyouiku/201712/20171201-2.html
近年やっと英語教育もlisteningとreadingだけでなく、writingやspeakingが重要視されるようになってきましたね。
今日は英検とセンター試験の英語を比較してみたいと思います。
今年から広島大学で英検準一級やそれと同格とみなされた英語の資格を取得している者はセンター試験の英語が免除、しかも無条件で満点がもらえることになったのを皆さんはご存知ですか?
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/38253
英検を入試に採用する大学とその基準のリスト
(秋田大学、千葉大学、九州大学、青山学院、立教大学、明治大学など)
https://www.studyplus.jp/686
英検のサイトから検索
http://search.eiken.or.jp/qualification/result_university.html#favo=2/
まず、センター試験の長文ってどれくらいのレベル?
英語圏では小学生レベルです。
長文問題も複雑でなく、語彙数も色々言われていますが、2500~4000語あれば十分です。
(ちなみに英検準二級は約3600語、二級は5000語とされています。)
では英検準一級の長文はどのくらいのレベル?
英語圏では小学生レベルです。
ただし、扱う分野が広いので、(英語圏で普通に仕事をして、新聞を読んだり、テレビを観たり、友人と出かけて色々な話が出来る)日常の生活レベルだと思います。
語彙数は5000~8000語必要だと言われています。
ちなみに英検一級は1万5000語必要だそうです。
あとは何が違うの?と聞かれると、まずwritingとspeakingのトピックがより専門的になり、自分の意見を求められます。準一級の長文問題は、英語力だけでなく国語力が必要になります。
英検準一級合格者がセンター試験で満点を取る方が、センター試験満点保持者が英検準一級を合格するより簡単だと思います。
(あくまで個人の意見ですが、英検準一級保持者の方々には支持してもらえると思います(笑)
一問の間違いが命取りになりかねないセンター試験。
英語の資格を持っていることで安心して他の教科の勉強に集中ができ、一教科満点がもらえるシステムは受験に大変有利だと思います。ですから高校生に限らず、小・中学生の皆さんも英語の資格に向けて勉強するのは良いことだと思います。
まだ大学受験までに時間があるなら、センター試験のために英語の勉強するより、英検取得のために英語を勉強することを強くお勧めします☆