今日は小学五年生の授業で、新しいゲーム(?)をしてみました。
ルールはとてもシンプルです。
「授業に関係ないことをしゃべったら1ポイント」
とホワイトボードに得点表を書き、ペナルティとして
「授業が終わった時点で一番ポイントが付いた人は何かのモノマネをする」
と言い渡しました。
いつも盛り上がりすぎて集中力が途切れてしまう子供たち。
効果はあるかな…と思いながら「よーい、スタート!」の声を掛けました。
すると、それまでのおしゃべりがピタリと止んで
みんな静かにプリントに取り組み始めました。
途中で声をかけるのもためらわれるくらいの集中で、驚きました。
その中でも、思わずポロっと言ってしまった一言を
「はい、1ポイント」
と仲間に見つけられて点が付き…
最後に4ポイント(2時間でたったの!)ついた子が
全力で「ひょっこりはん!」をやってくれました。
さっきまで静かだった教室も一気に明るくなり
「笑って終われるから、このゲームいいね」
という言葉も聞こえて、良かったです。
ただ単に「静かにしなさい」と注意するのではなく
静かにしたくなる「環境づくり」や「動機付け」をよく考えることが
子どもたちが自主的に勉強することにも繋がるんだな、と
スタッフ自身とても勉強になった一日でした。