セイタカシギ 兵庫県明石市西部 2024年01月06日 | 昆虫漂流記

昆虫漂流記

西日本を中心に昆虫を追いかけています。✌
東へ西へ、過去に未来に昆虫求めて漂流していますが、
近年は、昆虫だけにとらわれず、自然全体から、
観察する眼を持ちたいと思いますのでよろしくお願いします。

セイタカシギ

兵庫県明石市西部

2024年01月06日

ユーラシア大陸中部、東南アジア、インド、アフリカ、オーストラリア、北アメリカ中部以南から南アメリカと広く分布しているらしい。
日本では東京湾や三河湾で一年中見られる場所もありますがその他の地域は旅鳥、冬鳥として記録されています。
日本国内でも南に行くほど出会える確率も高く、沖縄では、稲苗が植えられた水田でよく出会えるようですが近畿圏内ではそう多くは観察できません。

セイタカシギを漢字では丈高鷸、背高鷸。
学名はHimantopus himantopus(ヒマントプス)。
英名ではBlack-winged Stilt(略すと黒い翼の竹馬)

でもこの美しい姿からは英名の「黒翼の竹馬」と呼ぶよりも、脚が長くてピンク色の姿から「水辺のバレリーナ」の愛称が良いかもね。


今回も見つけたのは、クロツラヘラサギにカメラを向けてる足元で、距離にして3メートルほど。
眠り込んだセイタカシギを起こさないように、そろりと後退りしながらカメラファインダーをのぞき込みながら起きるのを待ちましたが、一向に起きてこないのでクロツラヘラサギにカメラを向けると、セイタカシギが起きるありさま。

両種に揶揄われる時間帯になりましたが、この綺麗な白い羽毛とピンクの脚には見惚れてしまいます。