待ちに待った春!そろそろ、活動開始です。 | 昆虫漂流記

昆虫漂流記

西日本を中心に昆虫を追いかけています。✌
東へ西へ、過去に未来に昆虫求めて漂流していますが、
近年は、昆虫だけにとらわれず、自然全体から、
観察する眼を持ちたいと思いますのでよろしくお願いします。

そろそろ、のんびりの私でも活動開始です。

 

梢の高くて、山桜は開花していました。


関東近隣の情報では、桜の開花もすでに数日前に終わり、神奈川県ではギフチョウも確認されているようですが、西日本では、ソメイヨシノの開花も耳にできるようになりましたが、当地方は未だ開花せず、昨年に比べては季節が遅れているようです。

 

昨日、兵庫県の某ギフチョウ発生地にフライング覚悟で状況確認に出かけてきました。
昨年は、3月28日には、現地では桜も5分咲き、ギフチョウも確認できていましたが、今年は、山桜もちらほら咲きで、発生地の草木の状況からも、春の到来が昨年より1週間近く遅れているようでした。

コバノミツバツツジ 未だ少ししか咲いていませんが、満開になると盛んにギフチョウが訪れます。

 

足元には、春蘭(ジジババ)の花芽が伸び始めています。

乱獲の為、大変少なくなりました。今年は成長が少し遅れています。


運良くば初見の蝶でコツバメ、ミヤマセセリとカメラ片手に山野を散策しましたが、ミヤマセセリのみを1頭、証拠写真に収めるに至りそれ以外は越冬種のテングチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウを見かけるのみでした。

今年の越冬個体は綺麗な個体を多く見かけますね。

 

春一番、ミヤマセセリ。でも、まだ1頭しか見る事が出来ていません。


準備万端、後は温かくなるのを待つだけです。


先日、東京都内在住の友人から、書籍を頂く事がありました。
友人とは、フィールド(野外)にて出会って、数年間のお付き合いをさせて頂いておりますが、いつも色々な情報を教えて頂いて、尊敬させて頂いております。
この頂いた書籍とは友人も参考・引用文献欄に名を引用の月刊むし・昆虫図説シリーズ10「日本と世界のホシミスジ」(3月後半発売)の書籍です。
月刊むしの新刊の紹介では、知っていましたが、手に取り数日かけて読ませて頂いて「びっくり」。というのはホシミスジについて私が知らない事柄だらけでした。ちなみにまだ最後まで読み切っていませんので、まだまだ楽しみは、残してあります。国内亜種は、何種類?違いは?東アジアのホシミスジのグループはどんな種類がいるのか?何処にいるのか、?など初めて知る知識だらけで、とても勉強になる事ばかりであります。今年は、ホシミスジについて近県の身近な行動範囲内だけでも、少し追いかけて見ようかと思いを張り巡らせています。
この場をお借りしまして友人に「ありがとうございます」。お礼申し上げます。

 

書籍の内容の案内はこちらから、どうぞ「むし社案内」をクリック