原広司の『集落の教え100』

建築関係?の人間しか見ないだろうこの本

小難しくて哲学的な表現ばかりだが

けっこう面白いことも書いてある

例えば ”秩序”の項


『表現されたものはすべて秩序づけられてしまったものである。

この世にはほとんど秩序しかない。

すべての集落や建築は、秩序づけられてしまっている。』


秩序づけられているかどうかは相対的な問題ではある

とも書いてあるけれどその項の写真には

ホンジュラス<不法占拠の町>が載っている


これがまた面白くて

不法、に占拠、している町なのに

とても秩序づけられた様相で

お隣さん、そのお隣さんと似たような家が

連なってひしめき合っているわけです

原はそこに美的なものさえ感じるらしい

(私はさすがに美、は見出せませんが)

なんとも皮肉な結果になっているということ


建築家の視点って

一般人の私からすると全く違っていて

すごい


ちなみに沖縄・竹富島の集落は

日本に存在する唯一の『集落』

らしい!

(定義がよく分からんが)

後日勉強しよう





 

YOMIURI ONLINE の

発言小町とかお悩み相談室とか

ものすごい興味深い

人の悩みを覗く家政婦みたいな気分になって

しまう が

世の中の人々は本当にありとあらゆる

悩みを持って生きているのだなぁ

そしてそのほとんどすべてが

『人間関係の悩み』だな

人間は人間関係で悩む動物である

むーん、名言

私の悩みはそうじゃない

自分自身との葛藤だ

という人がいればそれはとても

「何とかなる」

「救いようのある」

「悩みがいのある」

悩みではないだろうか

自分がどうにかなればいいのだから

でも世の中思い通りにならないものがあるとすれば

それはずばり 他人 だな


ネットを利用して他人に相談する

という方法はとても現代的だが

まぁまぁいい 特に発言小町には

荒らしみたいのやとんでもないアドバイス

はないように感じる

だいたいの人はとても誠意あるアドバイスをしている



なぜ最近泳ぐように(泳げるように)なったかについて

少し自分のことを分析していたら

たぶんこれの影響だろうというものが見つかった


まずは

南木佳士の『冬の水練』

著者も長年泳げなかったけれども

うつ病の治療のつもりで水泳を始めて

今ではゆっくりだけれどもかなりの長距離を

泳げるようになったというエッセイが

入っていた(少し記憶が曖昧)

彼の文章は気をてらったところが全くなく

素朴で地味なのに心打たれる部分があって

何冊か読んだけれど本著が一番よい


もう一つはかなり昔1986年の渡辺美里

のアルバムLovin'you(アルバムタイトルからしてバブリー(笑)

の中にある『君はクロール』 

何拍子なのか分からないとても変わった曲


太陽のまぶしさに手をかざす午後に

どこからか聞こえてくる子供たちの声

ひと気のないプールで

今ゆっくりターンする


君はしぶきあげて クロール 光の中

君はとてもきれい クロール


という歌詞で

クロールは私の特に苦手だった泳法なのに

泳いでいると必ず頭の中でこの曲のイメージが

湧き上がってくる

ということはかなり影響を受けている






沖縄の人には泳げない人が多い

というのは統計学的に本当か嘘かは

分からないが 

実は私もかなり最近まで泳げなかった

25Mくらいはなんとか、それ以上になると

溺れているのかどうか疑わしい

というくらいのレベル


でも最近なぜか泳げるようになった

バタ足とか息継ぎの仕方とか

ずっと教えられてきた通りにやっていたつもりだったが

できなかったのは無駄な力が入っていてからだろう

でも何で今までできなかったのかしら

心地よい疲れ

というものを水泳で味わうことができるのは

以前の自分からは想像もできない


ただ残念なのは原油価格の高騰のために

400円で利用できていた近くの企業のプールが

閉鎖してしまって、気軽に行けるプールが

ないということだな

フィットネスクラブとかなんとかいうものに

立派なプールが付いていたりするけれど

インストラクターの指導のもと だったり

サウナやジェットバスやその他の素晴らしい

オプションのせいで異常に高い利用料をとるし


ただ屋根があって水張ってくれればいいんだよー

という私の叫びは届かず

先週友人(27)に第二子が生まれて

名前は何にしたのか聞いたら

『藍子』ちゃんだという

おお、今時、なんというシンプルでノーマルで

名前らしい名前!

という良く分からない驚き


大学病院の産婦人科にはまぁ”今時の”

赤ちゃんがたくさんいて

これまたすごい!名前がたくさんある

これ、名前!?という感じの

実例をあげた方がその驚きが伝わるだろうが

さすがに特徴的な名前は

すぐに人物特定できてしまうので

ご想像におまかせ


その友人は、診察してもらった医者に

「若いのに子供の名前が普通で驚いたよ~」

と言われたらしい


どんなにユニークであっても

誰にも読まれず呼ばれず親しまれず

驚きばかりを与えてしまうよりは

まぁ、よくある名前だよね

と言われても普通の名前が

いいと思う