晩白柚(ばんぺいゆ) | 進展の消化試合

進展の消化試合

つれづれなるままに、一人日暮らし、スマホに心もとなく向かいて、記憶にうかぶ、アホな失敗話しなどを、記したるブログなりけり。

九州の友人から、自宅の庭で採れたという晩白柚を、少し前、送っていただきました。

関東では、まず見かけることのない果実ですから貴重です。

さっそく食べてみようと…。

聞くと、皮を指で押して跡がつくぐらいまで熟させた方がいいというので、我慢しました。

 

それから、2週間。

 

指で押すと、しっかりと跡がつくようになりました”!!

 

 

 

かつて、九州に行った時、この晩白柚のデカさに感心して購入したものの、

皮の分厚さに閉口した経験があります。

剥いても、剥いても、白い肉厚で、

ようやく実にたどりついた時、くたくたになってしまい、

味も覚えていませんでした。

 

けど、今は便利な時代でネットでみたら、

この皮を砂糖漬けで食べるものだといいます。

せっかく、送っていただいたものなのでチャレンジすることにしました。

まずは、皮を剝くことことから始まります。

 

 

剥いてみると、幸い、皮は、思ったほど皮は厚くありませんでした。

それでも、皮をすべて剥くのはたいへんでした。

 

 

 

こうして剥いた皮のうち、黄色い表皮は除去します。

皮がだいぶ水分を失っていたので、この除去がたいへんでした。

本当に、これが食べられるのだろうか?という感じでした。

 

 

 

この後、ネットにある通り、大量の水に酢を大匙一杯入れて、煮ます。

何分煮るかは書いてなかったので適当に。

これを2回繰り返しました。

あく抜きなのでしょうね。

 

 

この間に、皮が200gあったので、晩白柚の実の汁100gが必要なそうなので、

手のひらで、優しく(笑)潰して汁を出しながら、

残った実を食べました。

この実が、グレープフルーツに似て、とても美味しかったのです。

もう絞るのをやめて食べてしまおうかという誘惑を感じつつ、

100gをつくりました。

 

この実のジュースに、水100cc, 砂糖100gを混ぜて煮汁を作ります。

 

砂糖漬けとは言え、砂糖だらけやなぁ。

 

 

 

その煮汁に、あく抜きした皮から十分水分を絞ったものを入れて、

砂糖水がなくなるまで炒めます。

 

 

 

炒めていくと、皮の白さが透き通っていきます。

 

 

こうして、水分が蒸発したら、冷まして、容器に移しながら、

グラニュー糖をまぶしながら、積み重ねていきます。

 

 

 

 

ここまで、大量に砂糖を使ったの知っていますから、

カロリー過多に、ちょっと手が伸びかねます。

 

父は断片的にしか見てないこともあり、味見したがるので、

 

どうぞ。

m(_ _)m   (心の声:ごめんなさい。)

 

何も知らない父は、でかい皮をつかんで食べてみて、

 

微妙な苦みがあっていいね。

 

と、のたまう。

 

m(_ _)m  m(_ _)m  m(_ _)m

 

 

私は、小さめの破片を食べてみたが、結構いけるかも。

 

皮がデカすぎるから、小さく刻みながら、ウイスキーのつまみで、少しずつ食べようかな。

 

珍しく、成功でした。

 

 

とってけ たかたか、とってーた!    とってけ たかたか、とってーた!

 

とけたか たったーた!

 

進展の『きょうのお料理』でした。(笑)