特養の人たちが駆けつけてくれて | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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母の葬儀、お焼香でつまずいた私でしたが. . .
続きです。
前回の話はこちら⬇️
お焼香も終わり、母の思い出話しに花を咲かせたり、係の人が用意してくれた折り紙や色鉛筆などで、子どもたちは母に折り紙を折ったり、手紙を書いたりして、また棺に納めていた。

そんな中、特養の施設長さん、相談員の山本さん、ケアマネさんが来てくれた。


葬儀担当者との打ち合わせの時、人数を聞かれて、
👩🏻「特養の方も、来られれば来たいと言われていたのですが、はっきりはわからなくて. . . 」
と言うと、葬儀担当者は
👨🏻‍💼「施設の方は来られたとしても大体お一人で形式的に来るだけで、すぐに帰られますからカウントしなくても大丈夫ですよ
ということだったのだけど. . .

3人もいらして下さって. . .びっくり



広い部屋に変更になっていて良かったです😅

施設長さんが
👨「スタッフみんな風子さんとお別れしたがっていましたが、代表で私たちが来ました」
と言って、綺麗な花束を渡してくれた照れ

そして、施設長さん、山本さん、ケアマネさんは母を見て、やはり口を揃えて

「眠られているようですね」

としみじみ. . . 。

その後は思い出話に花咲きまくり照れ
母のこと、よくみて下さっていたから、皆さん母のエピソードをたくさんお持ちで話しはつきなかった。

それはとてもありがたいことだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいになった🥲

ただ、ケアマネさんは母が亡くなった日はお休みだったし、相談員の山本さんも母が亡くなった後の出勤だったし、施設長さんも本部に出張中で3人とも母が亡くなった時には居合わせていなくて. . .😞

前日は私も含めてみんな元気な母を見ているので、やはり母の死は、突然に感じて驚いたということだった。

どなたかがいてくれたら母も心強かっただろうに. . .とも思ったし、きっとこの3人がいれば私に連絡してくれただろう。

いや、眠ったまま逝ってしまったのだから、やはり気付くことはできなかったのか. . .
また堂々巡りのことを考えてしまう私😞

私の気持ちを察したのか、相談員の山本さんが

👨‍🦱「しっかりした方だったから、きっとまいさんに心配かけないようにお一人で逝かれたのかもしれませんね。風子さんらしいご立派な最期だったと思いますよ」

皆、口々に「眠るようにとはいうけれど、なかなかそういう最期を迎えるのは難しい。本当に大往生だ」と言ってくれた。

ケアマネさんも前日、面会時に母が「もう充分、ありがとう」と言っているのを一緒に聞いていたので

🙍🏻‍♂️「まいさんは本当に良くやられてたと思いますよ。まいさんの思いはしっかりと風子さんに届いていましたよ。」

施設長さんも
👱🏻‍♂️「面会室で面会されている時のご様子も拝見していましたが、まいさんの風子さんへの思いは私たちにも通じるくらいでしたから、風子さんはお幸せだったと思いますよ」

皆さんで優しく慰めてくれた。


そして、施設長さんが

👨「今日はちょっと間に合わなかったんですが、今、スタッフの川口が風子さんの写真をミニアルバムにまとめています。後日お渡しできると思うので」

👩🏻「ありがとうございます。楽しみにしています。川口さんにもよろしくお伝え下さいね。」

川口さんは最初からずっと母のユニットで母を担当してくれていた女性のスタッフさん。忙しい業務の合間にそんなこともしてくれているんだと胸があつくなった。



そして私たちは係の人に促されて、黒いトレーいっぱいの花を母の棺にみんなで入れた。
そして、最後のお別れをして、棺の蓋は閉じられた。

特養の人たちとはここでお別れをして、私たち家族と身内だけで火葬場のある斎場へ。


こじんまりとした家族葬だったけれど、母のことを良く知っていて、母を大切に思ってくれた人たちに集まってもらって、母は幸せだと思った。
母は、人生の最後の方はコロナ禍で、家族より特養の人たちとの関わりが多かったから、そんな人たちに駆けつけてもらって嬉しかったと思う。
忙しい中、あたたかく母を見送りに来てくれて、本当にありがたかった。

ママ、よかったね🥲

そして、特養の皆さん、本当にありがとうございました🙇‍♀️

(つづく)