葬儀会社は結局、事前に心づもりしていた所ではなく、特養から紹介してもらった所に決めた私でした。
続きです。
前回の話はこちら⬇️
エンゼルケアが終わったということで、私たちは母の居室に再びもどった。
母は見慣れたおしゃれなブラウスに着替えさせてもらっていて、顔には白い布がかけてあった。
山本さんから白い布を外して構わないと言われたので、恐る恐る布を外してみた。
母はやはり眠っているだけのように穏やかに目を閉じている。
🧑🦱「本当に安らかなお顔をされていますね」
山本さんがしみじみと言った。
女性スタッフが死亡確認した医師から死亡診断書を書いてもらったからと渡しに来てくれた。
死亡診断書には、死亡理由に
"老衰"
と書かれてあった。
生前、まだ元気だった頃に
👵🏻「見ていてごらんなさい、私は絶対に苦しまずに大往生ねと言われるような最期をとげてみせるから。」
と豪語している時があって、
内心、今から何を変なこと言ってるんだ?!と思っていたけど、
確かに
"有言実行" だったね🥲
母が、ほら、見なさいと言っている気がした
それでも、黙って逝っちゃうなんて、ちょっとまだ納得できないんですけどー😭
(つづく)