奈落の底に再び | てんてこまいの介護日記

てんてこまいの介護日記

母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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母は看取り退院ではなく、中心静脈栄養の点滴を抜いて元気に退院ができると告げられで喜ぶ私でした。
面会した母も私のこともわかり元気そうでホッとしました。
これでメデタシメデタシかと思っていたのですが. . . 
続きです。
前回の話はこちら⬇️


退院の日程も決まり、ヤレヤレと思っていると、病院から電話があった。


のほほん相談員からだった。この時点で嫌な予感が. . . 。


しかもとても困ったような感じで(苦手なおばさんへの電話ですでに怯えてるの?!) 言いにくそうに


🧑🏻「すみません、院長がお話しがあるということで、明日、病院にいらしていただけませんか?」


え?明日?

もう退院日もすぐなのに?


👩🏻「退院日にお話しを聞くのではだめなんですか?」


なんだかとても歯切れ悪く

🧑🏻「退院の前にってことで. . . 」


👩🏻「退院日でも、退院の前ってことになりませんか?」


でも、彼女はしどろもどろに"明日"を繰り返すばかりで要領を得ない。

何か退院に不都合がでたのか、聞いても、答えられない。


何だかおかしい真顔


仕方なく明日、病院に行くことをしぶしぶ承知した。

こういう時、この病院は他の人に聞いても答えないし、答えられない。



ちょっと考えて、特養の方へ電話をかけてみた。

退院に向けて、当然、その後のケアなど病院と話しているだろうから、何かわかるに違いないと思った。


すると、あいにく施設長さんも相談員の七条さんもいなくて、知らない人が電話に出てきてくれた。

この特養はきちんといろいろなことを共有しているから、誰かが対応できるようになっている。


でも、話しの内容はショックガーンなものだった。


その電話に出た人の話では、

私の報告だけでなく、病院からも特養に、母が急に食べられるようになったので、看取り退院ではなく普通の退院になると連絡があったそうだ。


私はやはり家族なので、ちょっと " ? "と思うことがあったけれど、嬉しさが優ってしまって確認を怠ってしまったが、そこは特養は介護のプロ集団だから、急なことだし、腑におちないところもあり、病棟の看護師さんに食べられた量と水分摂取量を数値で知らせてもらったようだ。


そうしたら、数値的には必要量に全く達していなくて、それでは特養に点滴なしで戻った場合、とてもじゃないけど生命を維持できないと、先生の方にも問い合わせをしたのだという。



つまり特養としては、中心静脈栄養の点滴ではなく、腕からの普通の点滴もこの特養では対応していないので、その状態で元気で退院と、私をぬか喜びさせて戻すのは無責任なのではないかと、きちんと現実を家族に理解してもらった上で退院させてもらわないと困ると話したのかもしれない。


先生は、食べられるようになったので大丈夫と思ったけれど(どうしてその量で大丈夫と思ったのか😭)、それでは家族に話しをし直さなければならないということになったらしい。


そうだったのね


だから退院当日ではなく、その前に私に話して納得してもらおうと、慌てて電話をしてきたんだ😞



前の施設長さんとの話では、看取りでもいろいろ臨機応変に対応してくれると言ってくれてたけど、この相談員(?)さんは、


「退院して、また病院に行ってという繰り返しになっても施設も対応に困るので、看取りの覚悟をして下さい」


👩🏻「 滝汗滝汗滝汗 


やっぱり


またここで


看取りなのね😭

(絶望に突き落とされて

つづきます)