実際に病室に入り、面会して、この2ヶ月あまり、この病院の実際の食事リハビリの対応に多くの疑問を感じてしまった私でした。
続きです。
前回の話はこちら⬇️
母と会話したり、母の様子を見ていた特養の相談員の山本さんが
👨🦱「こんなにしっかりしていて、お元気とは思いませんでした。正直、驚きました」
その言葉を受けて看護師さんが
🧑🏻⚕️「そうなんですよ、お食事を召し上がらない以外はとてもお元気なんですよ。お話しもよくされますし。」
と言った。
のほほん相談員は特養に
母は話しも出来なくて寝たきり
と報告してたから、それは山本さんも驚くでしょうよ
そして、今の看護師さんの発言に、私も驚くよ
じゃあ、一体、のほほん相談員が、母が、"寝たきりで話しもできない"と看護師の記録にあるから間違いないと言ったのはどういうことなんだ⁉️
そして、そんなに元気なのに看取りの時期というのは本当なのかな?!
👩🏻「相談員さんからは話しもできず寝たきりと聞いていましたが、寝たきりというのは母が座ったり起き上がることが出来なくなってしまったということですか?それとも大体、ベットで休ませているということですか?」
🧑🏻⚕️「リハビリで30分くらい車椅子に座って頂くこともあります。あと、ベットを起こしておくこともあったのですが、ベッドだとだんだんずり落ちてきてしまうようなので、起こさないことになったようです」
すると山本さんが
👨🦱「いやいや、ただ、ベットを起こしただけでは、うちの入所者さんで元気な方もずり落ちてしまいますよ。それには各施設も病院さんも、ずり落ちないようにしてベットを起こしていますよ」
でも、看護師さんは意味がわからなかったのか、それに対しては何も答えなかった。
この病院に入院する時は、食事のリハビリのことばかり考えていたから、普通のリハビリのことは忘れていた。
大学病院では、もうずっと車椅子だったし、本を読んだり、塗り絵をしたりと普通にあったので、この病院にも本など差し入れていたし、当然普通に行われていると思っていた。
でも、母の手の届く所に本もない。
あの廊下のおばあさんはリハビリで、廊下に1人車椅子に座らせられていたのかな。
ここの病院の普通のリハビリ自体も、どのように行われているのか疑問に思った。
それから、私たちは看護師さんと差し入れなどについて少し話し合った。
看護師さんは消極的ながらも、何とかティーパックのお茶については試してくれることになった。
面会を終えて、廊下に出ると、廊下にはもうおばあさんはいなかった。
テーブルにポツンと写真のポケットアルバムが置いたままになっていた。
夫が
👱🏻♂️「忘れていっちゃったのかな。大事だろうに、大丈夫かな?」
と言った。
廊下の向こうの部屋から、
🧑🏻⚕️「どうしたの?え?何で泣いちゃうの?いったいどうしたの?泣かないで」
という看護師さんの声が聞こえてきた。
家族のアルバムを見て、ホームシックになったおばあさんが泣いてしまったのだろうか。
なんだかそんなことを想像してしまう. . .
寂しい廊下だった。
(つづく)