ついに母と面会! | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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防護服を着た私たち、前回の続きです。
前回の話はこちら⬇️


防護服を着たお互いの姿を見て、笑いをこらえつつ、看護師さんに準備が出来たことを知らせようと廊下へ。



廊下には小さなテーブルと椅子があって、1人おばあさんが座っていた。


コロナ禍で面会ができない家族が、せめてもと渡したのだろうか、ポケットアルバムの写真を眺めていた。

きっと家族の写真が入っているんだろうな照れ

でも、写真を繰り返し眺めるその姿は、とても寂しそうで、こちらの胸もキュッと痛くなった悲しい


周りに看護師さんもいなくて、ポツンと1人にされているのも、よけいに物悲しく見えてしまう。


この状態は大丈夫なのか?滝汗



病室からは、

「看護師さーん、看護師さーん. . .」

と、か細いけれど、ずっと呼び続ける声が聞こえていたけれど、看護師さんはどこにも見当たらない。


一階の外来は混んでいて、看護師さんや事務の人などが忙しそうにしていたのが嘘のように、この階は看護師さんの姿が見えない。


すっごい人手不足なのかな


今までの病院で、こんなに看護師さんの姿がいない病棟は見たことないんだけど. . .。



しばらくキョロキョロしていると、さっきの看護師さんがやってきた。

🧑🏻‍⚕️「お母様の病室にご案内致しますね。

コロナ禍ですので、申し訳ありませんが、短時間になりますが、その点はご了承下さいね」



母の病室は明るく、母は奥の窓際のベットだった。


🧑🏻‍⚕️「梅園さーん、ご家族の方がいらっしゃいましたよ。ベットを少し起こしましょうね」

看護師さんがそう言って、少し母のベットを起こしてくれた。



👩🏻「具合どう?」

私の問いかけに

👵🏻「あら、まいちゃん、来てくれたの?」


よかった

私のこと、わかったみたい照れ


そして、次に夫が

👱🏻‍♂️「こんにちは。お久しぶりです」


👵🏻「あら!〇〇さん(夫の名前)も来てくださったの?わざわざありがとう。お仕事は大丈夫?」


夫のことも、ちゃんとわかった👍


そして

特養の相談員の山本さんが

👨‍🦱「梅園さん、こんにちは」


母は、山本さんをじっと見て


👵🏻「ごめんなさい、あなたのことは知らないわ


👨‍🦱「あやまらなくていいんですよ😅、僕、今日、お会いするの初めてですから。

ヒルトップ山の手の相談員の山本といいます。」


👵🏻「ああ、そうなのね、どうりでわからないはずだわ。じゃあ、はじめまして😊」


みんな思わず和やかに笑った。



ちゃんとわかってる

会話も相変わらずテンポがいい👍


どうしてこの母が、"話しもできない"と、特養に報告されたのか、意味がわからないんだけどプンプンダッシュ

(つづく)


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