中心静脈栄養は延命措置にならないか? | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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危機を脱したはずの母だったのに、看取りで退院すべきと先生から言われ衝撃を受けた私でしたが、どうやらそれは間違いのようでした。
いろいろありすぎて家に帰ってダウンしてしまう私でした。
それでもまだやらなければならないことはあります。続きです。
前回の話はこちら⬇️
大学病院はまめに電話をかけてくれる。しかもいろいろな先生から😅
コロナ禍で面会ができないから、その補いにまめに連絡をくれるのか、はたまた、研修医の先生方の研修の一環として電話をかけるノルマがあるのか、ありがたい反面、急変か?!とドギマギしたりする。

年末年始は、1人暮らしの叔母の方もきめ細やかにケアマネさんと打ち合わせして、対応しなくてはならない。
ただ、今回は母がこんな状態なので、ケアマネの宝塚さんにお任せ状態で申し訳ない。でも、信頼できるケアマネさんなので、私も安心してお任せできてよかったと思う。

年明けまでに考えなくてはならないのは、母の中心静脈栄養の点滴の件だ。
太い静脈に直接管を入れて、しっかりと栄養を体内に入れることができるという。
腕の点滴だと主に入れられるのは薬と水分で、高齢者は血管ももろくなってくるので、もれてしまったりで、刺し替えが多くなり本人も痛い思いをして可哀想だと言われた。

でも、それは延命措置になるのではないか??

母から、管に繋がれて延命はしたくないとハッキリと以前から言われている。
だから、胃ろうも断っている。
それに管をつなぐ手術とかも大変なのではないか?



ネットでもいろいろ調べてみた。

中心静脈栄養にも2種類あるようで埋め込み(CVポート)と、そうでないものがあるようだ。
埋め込みの方が長期間管理が楽で、中心静脈を受け入れない施設が多い中、このタイプだと受け入れ可能という所もあるようだ。
最初、埋め込む時は大変でも、後の管理はこちらの方が楽なのかもしれない。

母は埋め込み式ではなく、足の付け根に少し深く切って差し込む形をとるようだ。
埋め込み式でない方が、器具をつけるわけではないので、簡単な施術でできるようだ。

栄養を補いながら、口からの食事のリハビリを行い、食べられるようになったら、中心静脈栄養は抜くという。
年齢も年齢だし、禁食期間も長かったりで、体力もなくなっているので、栄養をとらせてリハビリを行った方がスムーズなのではないかという話しだった。

それでも、私の中では、結局、管に繋がれたままになってしまうのではないかと不安になっていた。

先生からは、延命措置ではなく、治療の一環であり、抜く前提だからと言われながらも、あちこち調べまくって、なかなか決断がつかない私だったが. . .。

(つづく)