先生からの衝撃の話 | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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いつものように届け物を持って大学病院へ行くと、ちょうど先生から電話があり、話しがあるので待つように言われた私でした。
なんだろう. . .と不思議に思って待っていると. . .続きです。
前回の話はこちら⬇️
現れたのは見たことがない若い先生だった。サラサラの髪にマスクとフェイスシールドまでしている。
物腰も柔らかく優しい笑顔で

👨‍⚕️「梅園さんのご家族ですね」

👩🏻「はい。母がお世話になっております」

立ち上がって挨拶をすると、座るように指し示されて先生も少し間をあけてソファに座った。

そして、一呼吸おいてから、真面目な顔で

👨‍⚕️「お母様ですが、食事を召し上がることができないようで. . .この状況ではこれ以上の回復は難しいと思われます。

👩🏻「 ?! ガーン 

. . . . . . . .魂ガーン

何を言われているか一瞬わからなかった。

どういうこと?

危機を脱して、嚥下機能も大丈夫とわかり、ゼリー食を始めたばかりなのでは?!ガーン

👩🏻「えっと. . .ちょっと待って下さい。主治医の先生から、ついこの間、危機を脱して、嚥下機能も問題ないことがわかり、リハビリ的にゼリーから始めて、食事をあげていくと聞いたばかりなのですが」

先生は物悲しそうに首を振り

👱🏻‍♂️「でも、食事を召し上がらないので. .。ご高齢ですし、申し上げにくいですが、もうお看取りの時期ではないかと思われます。このまま、病院にいるより、特養に戻られて、ご家族に見守られて最期を迎えられた方がよいのではないかと思います」

👩🏻「いや、いや. . .、つい先日、回復期病院への転院を検討するように言われて、回復期病院の候補の◯◯病院のお話もして、そちらの方の話も進めて下さるということだったのですが」

先生は一瞬黙ったものの、すぐに

👨‍⚕️「回復期病院は回復の可能性がある患者さんを受け入れてリハビリするところです。もう回復の見込みのない患者さんは〇〇病院も受け入れられないということですので」

そ、そんな. . .

そんなぁ〜😭

私がそれでも言葉を続けようとすると、それを遮るように、先生は少し先程よりも声のトーンを落として

👨‍⚕️「受け入れ難いお気持ちはよくわかります。でも、これ以上病院にいてもお母様を却って苦しめるだけだと思います。
特養に戻られて静かに看取って差し上げることが、お母様にとっても幸せなのではないでしょうか」

その言葉には動かし難い強いものを感じた。

もう、頭は真っ白

口はハグハグしてしまって

何も考えられない状態になってしまった私絶望



そんな私を見て、先生は気の毒そうに、それでも優しく、

👨‍⚕️「今すぐ受け入れられないかもしれませんが、ご家族にもお話しして下さい。年内はもう年末で退院手続きができませんので、年明け早々に退院ということで、特養ともお話しして下さい。
それでは. . .」

そう言って、爽やかに白衣を翻して去っていった。

後には呆然として立ちすくむ私が残された。

もう怒涛のように涙が流れていた。

意味が
意味がわかんないんですけどぉー😭😭😭

(つづく)