母もまた . . . | てんてこまいの介護日記

てんてこまいの介護日記

母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

ご訪問ありがとうございますおねがい


夫の母が救急搬送されたとの連絡を受けて慌てて関西にもどった夫から、誤嚥性肺炎だったが、今は抗生剤で落ち着いたという報告を受けてホッとした私でしたが。

母の方も何だか様子がかんばしくありません。

続きです。

前回の話はこちら⬇️



夕食時、特養から電話が入った。


施設長さんだった。


私から母が苦しそうと私が言っていたと報告を受けて、みんなで様子を見て話しあったが、連携している病院で時間外で点滴を受けられないか聞いてみようと思うという連絡だった。


ありがたい❗️


👩🏻「お願いできればありがたいです。もちろん付き添いに伺いますので」


👱🏻‍♂️「聞いてみないとわかりませんが、以前からの知り合いもいるので相談してみます」


しばらくして施設長さんから電話が入った。

連携病院の知り合いに相談したら、事情も事情だから、もといた大学病院に相談すべきなのではないかという話しになったという。

それで断られたら考えてくれるという話しになったという。


そしてその間にも良くない知らせが. . .

母が息が荒くなってきて状態が悪くなってきたと介護士さんから施設長さんに報告が入った。

施設長さんは、また連絡しますと電話を切った。


大丈夫だろうか滝汗


そして、ほどなく、少し慌てた感じの施設長さんから電話が、

👱🏻‍♂️「様子が良くないので、救急車を呼んでもかまいませんか?大学病院に事情を話したら、救急車ですぐに来るようにと言われまして。

これから来られますか?」


👩🏻「はい、すぐ行きます。特養の方に伺えばいいのですね!」


心臓がバクバクした



子どもたちには、病院に直接来てもらうかもしれないからと伝えて、取るものもとりあえず、外に出てタクシーに飛び乗った。


特養に近づくと暗がりに回転する赤色灯が周りを不穏な感じに浮かび上がらせていた。

救急車にはすでに母が運び込まれて、特養の人が乗り込んでいた。

施設長さんが飛び出て来て、救急の人に家族が来たことを伝えてくれた。

日曜日の夜で人手もなかったのか、乗り込んでいた人は介護の人でなかったのか、私を見ると急いで救急車を降りてきた。

施設長が特養からも誰か付き添うべきではないかという感じで、救急隊の人に聞いてくれたが、私もこのところの事情はわかっているので、私だけで乗っていくことになった。


施設長さんは、心配そうに私を見た。


(1人で大丈夫ですか?)

という言葉が出てきそうだった。


優しい人なんだなぁ。


👩🏻「大丈夫ですよ。ありがとうございました。またご連絡致します」


今回は、もう行き先が決まっているので、救急車はすぐに走り出した。

車の中で聞き取りが行われたが、母は息も荒く苦しそうで、こちらも胸が苦しくなるようだった。

救急隊員の人も

「梅園さん、聞こえますか?もうすぐ病院ですからね、頑張って下さい」

と声かけしてくれる。

でも、母はもう答えることができなかった。

とにかくすごい勢いで母は病院の奥に運び込まれて行った。

私は例によって、検温をして、コロナの問診票に記入して中へ。

救急隊の方にお礼を言って待合室で待つ。


そこに娘も駆けつけてきた。

息子も一緒にタクシーに乗ってきたが、検温でひっかかって一緒には中に入れなかったという。

👦🏻「お姉ちゃん、先に急いで行ってあげて!」

と言われて、自分だけ慌てて来たとのこと。


そこに当直のお医者さんが来て

🧑🏻‍⚕️「特養の方から経緯は伺っています。ずっと禁食だったので、栄養状態も悪く、脱水を起こしかかっていて、状態はとても悪いです。今、コロナの検査をしていて、陰性であれば、こちらにお連れしますから、もう少しお待ち下さい」


薄暗い廊下で娘と2人手を握りしめた😭


(つづく)


イベントバナー

 


イベントバナー