いろいろありましたが、何とか母を退院させる日を迎えました。
母の様子はどうだろうとドキドキする私でした。続きです。
前回の話はこちら⬇️
私と夫は会計や手続きがあるので一足先に病院へ。
急な退院だし、事務なども感じが悪いかもと不安だったが、そんなこともなく普通に会計も手続きもスムーズに行われた。
その後、特養の車が退院時間に到着し、施設長さんがリクライニングの少し大きめの車椅子を押してきてくれた。
挨拶をかわして、病院の受付に行き、病院の人に案内されて、施設長さんだけが奥のエレベーターで病室に母を迎えに入って行った。
母は大丈夫だろうか😞
少しして奥から
👱🏻♂️「僕ははじめましてですが、これから風子さんがよく知ってる方々とお会いできますよ」
👵🏻「そうよね、あなたは初めてよね?」
と和やかな話し声が聞こえてきた。
そして、車椅子で施設長に運ばれてきたのは母だった。
👵🏻「あら!まいちゃん、それに〇〇さんに〇〇くんも😊」
👩🏻「ママ、具合どう?大丈夫?」
夫と知人の医師(学生時代からの友達なので母もおなじみ😊)も母に笑顔で挨拶をした。
現場にいたという施設長さんは、母への対応も朗らかで優しく、母もすぐにうちとけていた。
さすが❗️👍と感心してしまった。
知人の医師も母の様子を見て
「しっかりしてるじゃないの。安心したよ」
と言ってくれた。
施設長さんも
👱🏻♂️「今もお話ししながら来たんですよ。思ったよりお元気そうで良かったです」
と言いながら車椅子を私の方に寄せてくれた、母が手をさしのべて、私はその手を握った。すっかり痩せ細ってしまった手だけれど、握り返す力はしっかりしていた。
看護師さんはニコニコしながら母の荷物を渡してくれた。
🧑🏻⚕️「お話しはいつもしっかりされてましたよ。こちらもお話ししていて楽しかったです😊」
ところが次の言葉に一同一瞬固まった。
🧑🏻⚕️「昨日はお風呂にお入れしましたから、きれいになってサッパリしましたよね。」
え?!
お風呂に入れちゃったの?!
体力消耗しちゃったんじゃないの⁉️
迎えのみんなが同じ思いだったと思う。
でもその場は黙って、私たちは急いで車に母を運ぶことにした。
長居は無用だ。
車に乗せようと車椅子を動かしても、母は私の手をしっかり握って離そうとしない。
そこにやはり母の思いを強く感じた。
施設長さんが優しく
👱🏻♂️「一緒に車に乗りますから大丈夫ですよ。一瞬、手を離しましょうか」
と言ってくれた。
何とか手を離して、車に機械で車椅子ごと母を乗せた。
院長は出てこなかった😮💨
看護師さんにお礼を言って、私も車に乗り込み、母のそばの席で、もう一度、母の手をとった。
母はやはり疲れたのか、車が動き出すとまたうつらうつらし始めた。
(つづく)
久しぶりの大雪❄️にみまわれた関東地方の皆さん、大丈夫でしたか?
今日も足もとには呉々も気をつけてくださいね。