友あり、遠方より来たる
今朝、感冒性の発熱にて、一旦自宅にて抗生物質を服用、
ボーっとしていたら、携帯電話が鳴った。
”今、近所。どこだったっけ?○○のあたりか?”
と、不意打ち。
お昼を共にしようと、12時頃の約束だったのを、11時頃と間違えたらしい。
慌てて事務所へ戻り、仕事の続きをしながら、コーヒーとDVDで時間を
潰してもらい、小一時間して共に昼食。
幸い、職人は現場で事務所には人が居ない。
自営業と言うと、自宅が事務所と兼用と思われる事が多いらしく、
仕事場目指して、旧友が訪ねて来る事がままある。
昼食は西荻窪”洋食のみかさ ”。
自分は、ここのミートソースパスタがとても好きだ。
今時のイタリアンやら、何某クイジーンやらに無い、懐かしい、
東京の洋食屋の味付けである。
クリームコロッケとミートソーススパゲッティの一皿を
食べながら、何の事は無い、家族の事、仕事の事、景気の話と
話題が逍遥するが如くに巡り、昼食の終了。
愛用のポンコツ車で西武新宿線上井草駅に彼を送り、
再び日課業務。
彼は新潟よりの出張。今日は休暇、昨日高田馬場に宿泊。
馬場から上井草までは西武線。
上井草から、青梅街道の荻窪郵便局辺りまでの直線
距離を歩いて来たらしい。
”遠方より来る”。健康にはとても良い!
今日の東京は2月にしては暖かで、
散歩がてらの昼食には、まずまずの日和。
やや強風、温暖、適度に満腹。
風邪を早く治さねば。
杉並区桃井2丁目方面より桃井3丁目の
プロムナード荻窪方面を臨む。
旧日産荻窪工場跡地;中島飛行機東京工場
だから、ここも戦時中は爆撃の目標地点か。
プロムナード(フランス語?)荻窪なんぞ
と、敗戦後の建物の名前カタカナ表記ばかり
がむしろ、普通って、事が時々気になる。
雪の東京杉並 2月14日の後にオブジェ
14日夕刻、雪が降り出した。
今年初めての、雪らしい雪なので、事務所の置き傘を持って、退社。
青梅街道に出ると、事務所前のバス通りとの空間の違いからか、
降り出した雪が、大きく、舞う様に辺りを覆っていた。
荻窪神社前から青梅街道を挟み、荻窪警察
方面を望む
夕食を兼ねた晩酌の地、中央線西荻窪南口の焼き鳥屋街は、
傘をさした人たちが、まばらに行き交い、皆、寒そう。
焼き鳥屋で一杯。
その後、西荻窪で一番安い、行きつけのショットバー;blossomで一杯。
14日は聖・バレンタイン。飲み屋のオネエチャン達の営業メールも、
チョコ、チョコと、ややしつこい。
ホロ酔いにて、経済観念が幾分退行したあたりで、情に負け(しつこさに負け?)、
一番不器用そうなオネエチャンの店へ、高額な受け取り料を覚悟しつつ、参上。
”あのな、君達の立場も解るけど、オジサンはモノ入りで、てーへんなんだよ。
だいたい、お気に入りの子でも、
「一年に一回しか、指名してくれない!」
「○○サンが、今日、ドリンク出した。雪が降るんじゃない??」
って言われるほど、ワタクシはしまり屋だ。
”今日は特別と思え、次来ても、いつも通り、指名無しの晩酌コースだからな”
”狙うんなら、気が合う感じで、あんまり遊んで無くて、
時たま来て、はじけるタイプの客にしろ”云々・・・
など、釘を刺しつつ、もう一杯。
年度末+αーの疲れが、相当来ているらしく、何だか知らないが、
晩酌コースの延長で、別の店でもう一杯。
外へ出ると、一面雪景色。
荻窪駅前・交番が見える。皆歩きにくそう。
ここは雪国、新潟か?
部屋へ帰ると、ニュースで関東地方の雪の事を報道していた。
自分にとっては、確かに歩きにくいし、すべったら大変だが、
”空気清々しく、街が奇麗に見える”一時だった。
3連休に充分過ぎる位に寝たせいか、あまり寒いとも感じなかった。
さて、明けて今日。
北側路面の日の当らなそうな道路を除雪。
出社前の15分程の作業だったが、体が温かくなった。
セイゼイ息が切れた。運動不足!遅刻して出社。
昼過ぎに外出。近所の家の前をふと見たら、
結構なオブジェが出来ていた。
思わず写真に撮り、後で
「何で、こんなん、写真に撮りたくなった??」と考えた。
一瞬だけど、何だか楽しくなった。
手作り・リサイクル
東京地方は本日小雨、少々の雪。
午後、新潟の不動産屋さんと電話で話していたら、
”アパートのポスト”の話がちょっと出た。
築20年程の最近よくある形のアパートの原型みたいな建物で、
外観はいわゆる洋風。塗装をやり直せば、割とすっきり見える建物だが、
玄関付近に設置されていた”郵便受”けがちょっと寂しい。
この形で2セット、8所帯分
目につく所ではあるけど、採算性を考えたら、手を抜きたくなるのは十分
解る(流石に最近のはもうちょっと、気が利いているようですが)。
自分も改装工事の時に、こんなのを目にして考えた事があった。
設置場所から接続ビスが外れて、外部の鉄階段内側にハリガネで吊るして
あるような様子だったので、余計しょぼくれて見えた。やっぱり、捨てようか??
1階は店舗に付き、2~4階の3世帯分
元来貧乏性で、捨てるのが苦手な自分は(まだ、ゴミ屋敷にはなってません!)
これを再生利用(化粧直し)する事にした。
以下、順番に作業;
外枠を作り
下地の着色
もうちょっと着色
アパートの名前が入った名板をいれて何とかつり合いよし。
設置場所;東京都杉並区
不動産屋さんの担当さんに画像を送ったら、受けていた。
下手であろうが、いま一つであろうが、手をかけたものは、
それなりの味を出す。高級感とは程遠くとも、世界に一つ・・かな?
だだ、こんなシロモノですら、手がかかる。時間がかかる。
余計なテマヒマかもしれないし、
自分も、時間に追われたらこんな作業は出来なくて、既成品で
間に合わせる事も多い。
そもそも、採算性から云えば、脱線している。
お金が無くては生きていけないのだから、割に合わない仕事は出来ない。
当然至極に、採算性はとても大事だ。
効率と採算を最重要視したものが、過度に進むと、嫌気がさすのだろう。
全国チェーンの居酒屋・レストランは何処の町へ行っても在るし、
然も一番良い場所にあって、目につくが、どうも、好きでは無い。
不味くは無いが、旨くも無い。安いようでいて、店を出る時の支払いはそれなりだ。
食通でも無く、社会経験の少ない年齢層中心とその他を上手く取り込み、
最大公約数を狙って見える。ウマイのは味では無くて、商売だ。
地場に雇用を創出する一方で、地場の小規模店が、潰れて行く。
”不味いから潰れる”ならもっともだが、
大資本の力にはかなわない。日本全国に同じ看板が大きく、溢れかえる。
話がなんだか逸れてきた。
たまには、効率忘れて、手を掛けるのも楽しいって、
くらいのハナシかな?










