アンチが嫌なら、そもそもSNSなんかするなよって話。 | 私が不倫をした理由

私が不倫をした理由

ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 前稿「ネットで誹謗中傷を繰り返す者は、脳内麻薬のジャンキーなのである。

 

の続きの記事です。

 

 

 

 

 ネットでの誹謗中傷によって心が傷つけられ、自殺してしまう有名人。

 勿論悪いのは誹謗中傷をした者であるし、自殺した有名人はただただ被害者だと言える。その点で言えば彼らは非難される側には居ないであろう。

 

 だが私は、誹謗中傷によって自殺する有名人を全否定している。

 

 有名人の死は、ファンを傷つける行為だ。

 そんな気持ちも無くは無いが、ファンの気持ちはこの際置いておこう。

 

 私が考えているのはそんな事では無い。

 ネットで誹謗中傷されたくないのであれば、そもそもSNSなんかするなよって話だ。

 

 以前、はあ?って思ってしまった有名人がいる。

 それは、ニューヨークヤンキースの田中将大投手だ。

 

 彼は木村花さんが自殺した直後に、自身のSNSでこう書いた。

「沢山の励まされる言葉を貰っても、たった一つの中傷で落ち込むんだよね」

 文章はやや違うかも知れないが、大体こんな感じだ。

 

 勿論、私も以前多くのアンチから誹謗中傷された身なので、気持ちは分かる。

 でも、有名になればなる程、ファンも増えるがアンチも増える。励まされる言葉も多くなるが、中傷の類もまた多くなるのである。

 そんな事は、改めて言われなくても分かっている事だろうし、田中選手も当然分かっている事だろう。

 

 そもそもスポーツ選手が、SNSなんてする意味は無い。

 アーティストや俳優であれば、CD発売やライブやドラマの告知の為にSNSを活用するってのはまだ分かる。でも、スポーツ選手が告知する事なんてほとんど無いだろう。公式サイトを見れば試合の日程は分かるだろうし、先発投手は相手チームにさえ内緒なのだから。

 

 田中選手がSNSをしている理由は、恐らくファンに励まされたいのだろう。

 ファンからの温かい賞賛の言葉や、励ましの言葉が欲しいのだろうし、その言葉によって力を得たいと考えているからSNSをしているのだと思う。

 

 しかし先に書いたが、有名になればなる程、ファンも増えるがアンチも増えるのだ。

 多くの賞賛の言葉が、たった一つの中傷によってかき消されてしまう程精神的にもろいのならば、もうSNSをやめた方が手っ取り早いと思う。賞賛の言葉を書いた他の多くのファンにも申し訳ないだろう。

 

 木村花さんも、ああいったシナリオがテレビ局側から用意された時点で、アンチコメは覚悟すべきだったのでは無いかと思う。コメントを閉じるとか、SNSを脱会するとか、幾らでも方法はあったはずだ。

 三浦春馬さんにしてもそうだ。

 自分がナイーブで傷つきやすい性格だと分かっているのならば、書き込みは告知だけにして、本音など書かなければ良かったのである。

 

アンチが怖いならSNSはするな。

アンチが怖いなら本音は言うな。

 

 これは芸能人だけでは無く、全ての人に向けて私は声を大にして言いたい。

 

 自殺は逃げである。

 逃げるが勝ちと言うが、この場合の逃げは敗北である。

 確かに、不要な争いは避けて逃げる事には意味はある。だが、自殺は駄目だ。

 自ら死を選ぶ事は、人生から逃げる事を意味する。

 人生を逃げる者は、次に生まれ変わった時も同様にまた逃げるのだろう。

 ずっと逃げ続ける人生に幸せは決して訪れない。

 

 ただ心の弱い人間は、誰かからの賞賛や励ましを求める傾向にある。だからこそ、人と気楽に付き合えるSNSを好むのだろう。

 

 だがそれならそれで、不特定多数のファンと交流するのでは無く、友人知人限定でやっていたら良いかと思うのは私だけだろうか。

 少なくとも自殺を選んでしまうよりは、そっちの方が断然良いだろう。

 

 

 さて、次回はアンチコメントに対して、簡単にレスポンスする方法と同時に、アンチを苛立たせる方法を伝授したいと思う。