悪魔の子育て篇 その7「ADHD」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

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※文中に発達障害に関して、差別的な表現が含まれていますが、私個人は発達障害に関して差別的意識はありません。

 

 

 

 長男が小学校一年生の頃の話です。

 

 

 

 前妻は突然、長男が発達障害者だと言い出しました。

 私は、

「違うだろ。普通の子だよ」

 と何度も言いましたが、前妻は頑として聞かず、長男は何らかの発達障害があると言い張りました。

 当時ワイドショーや週刊誌などで、発達障害の事が度々取り上げられ、話題になっていたので、前妻は単にブームに乗っただけです。

 

 

 

 前妻は、発達障害関連の本を購入し、読み始めました。

 私は呆れ気味に眺めていましたが、前妻は興奮気味に本で読んだ事を私に話しました。

 前妻は長男を、ADHD(注意欠陥多動性障害)だと結論しました。

 

 ADHDとは、集中力が無い、じっとしていられない、順番を待てないなど、集団生活をしていく上で、皆と足並みを揃えられない症状を指しますが、一方小さな子供には誰にでも見られる症状でもあります。

 特に、幼稚園に行かなかった長男にとっては、初めての集団生活です。

 学校という集団生活に、最初馴染めなかったとしても、仕方がない事なのです。

 

 

 

 長男のクラスの担任は、年増の女性でしたが、あろうことか長男の事を発達障害では無いかと言い出しました。

 大変失礼な担任だと思います。

 私がもし家庭訪問の際に立ち会っていたら、猛抗議したと思います。

 

 しかし前妻は馬鹿でした。

 普通なら猛抗議して、子供を庇って上げられる唯一の存在である親が、自分の予想と担任の意見が一致した事で、意気投合してしまい、

 

「そうそう!私も息子がADHDだと思ってたんですよ!」

 

「普通は違うと否定される親御さんが多いのに、私の意見を受け入れて下さり、ありがとうございます。本当に素晴らしいです」

 

「私もそうだと思っていたので。〇〇がADHDじゃないかなって発達障害関係の本を読んで確信したんです」

 

「お母様は勉強家ですね。立派です」

 

 

 

 このような阿呆な会話が両者で交わされたそうです。

 前妻は、子供がADHDじゃないのか?と言われて怒るどころか、自分の予想が的中した事(と言うか単に担任と意見が一致しただけ)、また担任に自分の意見を受け入れて立派だの、勉強家だのと褒められた事で舞い上がり、喜んでしまいました。

 そしてその時の会話を、嬉しそうに私に話しました。

 

 

 

 当然の事ながら、私は激怒しました。

 人の子供を発達障害呼ばわりした担任にも腹が立ちましたし、息子を庇うどころか「そうだ!そうだ!あいつは発達障害者だ!」と担任と一緒になって愚弄した前妻にも腹が立ちました。

 

 学校行事参加の際に、私に何か担任が話しかけて来ましたが、完全に無視しました。

 今思えば、担任に大変失礼な事を言われたとして、教育委員会に訴えてやれば良かったと後悔しています。

 

 

 

 長男が中学生くらいになってからは、普通の子であると思ったのか、それともマイブームが去ったのかは分かりませんが、長男がADHDだと全く言わなくなった前妻。

 長男は普通の子です。

 その後、彼の担任になった先生がADHDだと言った事は一度もありません。

 そもそも、何らかの障害のカテゴリーに入れようと思えば、ほぼ全ての子供が何らかのカテゴリーに入ると思います。誰だって少しずつ歪んでいるのです。

 

 しかしこの後前妻は、小学校4、5年になるまで、

「長男はおかしい。長男は何らかの発達障碍児だ」

 と言い続けました。

 

 私はその度ため息をつきながら、否定し続けました。

 そして、

「もし彼がそうなのだとしたら、お前が後頭部を何度も思いっきり叩いたのが原因だろ!」

 と言いました。

 

長男がおかしいのなら、お前はその何十倍もおかしいよ。

 

 自分の子供を庇えるのは親だけです。

 本当に前妻は、親になる資格の無い人間だとつくづく思います。