続続・占い師を目指す友人へ | 蠍座の占い師 天晶【対面鑑定・電話鑑定】

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以前も占い師を目指す友人へというブログと、




続・占い師を目指す友人へというブログを書きましたが、



今回もわたしなりに感じた「占い師として大切なこと」を書いてみようと思います。




占い師になる前や占い師になったばかりの頃は、お客様(人様)と会話することすら緊張してしまう人もいると思います。


そうなると鑑定以前の問題で、何を聞いたらいいのか分からなくなり、結果的にお客様からいただいた質問に淡々と答えるだけの「冷たい鑑定」になってしまいます。


「彼は私のことをどう思ってますか?」という質問に対して「はい、彼はあなたを好きですよ」で終わっては話になりません。


質問自体は「彼は私のことをどう思ってますか?」であったとしても、その先に聞きたいのは『自分は何をすればいいのか』とか『彼はどんな状況なのか』とか『これから先どうなりそうなのか』だったりするわけで、聞かれたことだけ答えるならわざわざ高いお金を払って占い師に話さなくてもいいわってことになってしまいます。


それより「彼はあなたを好きな気持ちはあります。ですが最近はおそらくお仕事で悩んでいるように見えますね。最近もしかしたら彼の態度がちょっと冷たいと感じたりしませんか?」など、占い師側から話を広げたり、鑑定する事柄を上手く導いてあげないと、プロとしてやっていけません。


とはいえ、デビュー初期からそんなことを考えながら鑑定する余裕はなかなかないと思うので、まずは「自分のスタイル」をカッチリと作っておくといいかなと思います。


たとえば電話鑑定の場合、お客様から電話があったら「お電話ありがとうございます。◯◯と申します。よろしくお願いいたします」と自分の名前を伝え、お客様のお名前をいただき「◯◯さんとお呼びしてよろしいですか?」と聞き、「本日はどうされましたか?」と鑑定に入る。


そして鑑定に入ったら「ではまず◯◯さんの生年月日と、お相手の方の生年月日もいただけますか?」と言う。


ここでご質問者様の運気や性格、またそのお相手の運気や性格、さらには二人の相性などをある程度お伝えする。


…など、こちらから質問する内容をあらかじめ作っておいて、そのとおりの流れで鑑定していけば緊張してもある程度はブレずにやれると思います。


これらの流れで最初にご質問者様の運気やお相手の性格、状況などを当てにいければ鑑定がしやすくなります。


↑こういったことをすっ飛ばしていきなり「はい、彼はあなたを好きですよ」と答えても、お客様は「え?この占い師ちゃんと私の言ってること分かってる?」となるわけです。


もちろん占い師によっては「余計なことは話さずに聞かれたことだけ答えます」というスタイルの人もいると思いますし、それもひとつのやり方なのでわたしは否定はしませんが、最近おおむね求められるスタイルはやはり「会話ありき」と感じます。


お客様のご質問に答えるのは当然として、聞かれたことだけ淡々と答えていては3分で鑑定が終わってしまいますし、それでは多分リピートはないでしょう。





とにかくお客様に興味を持つことが大切です。


誰にでもファンの芸能人やスポーツ選手がいると思いますが、もし自分にとっての大ファンが目の前にいて話せることになったとしたら、それこそ色々質問したくなりませんか?


それと同じで、目の前のお客様に興味を持てば自然と質問したい内容が出てくるはずだと思います。




「その彼とはいつお知り合いになったんですか?」




「その時どんなことを言われたんですか?」




「それで◯◯さんはどう感じました?」




「彼とはどのくらいの頻度でお会いしているのですか?」




「彼はどんなお仕事をされているんですか?」




「その日はどちらに行かれたんですか?」




などなど、聞きたいことは山ほど出てきますよね。


仮にもし大谷翔平選手と話せる機会があったら、誰だって色々質問すると思います。


それなのに、お客様に対しては質問が出てこないということは(まあ緊張しているのは前提として)要するに「お客様に興味がない」とも言えると思います。


自分に興味を持ってくれない占い師に高いお金を払ってリピートしますか?って話です。


人は誰でも自分のことを知ってもらいたいし、褒められたい。


認めてもらいたいし、好きになってもらいたい。


忘れられたくない。


話を聞いてほしい。


そういった願望を誰しも持っているのです。


占い師は質問に答えるだけでなく、来てくださったお客様に興味を持って好きになる姿勢を見せるべきだと思います。


だからといって何でもかんでもお客様にとって都合の良いことばかり言ってもいけませんが、心持ちとしては「あなたの全てを聞かせてください」という姿勢が必要です。


そしてお客様がひどい目に遭った話をしていたら「それは頭にきますよねー!」とか「大丈夫だったのー!?」とか「よく頑張ったじゃないのー!」など、共感や労いを強く伝えることです。


占い師に共感してもらえるとお客様はホッとして「この人は味方なんだ」と感じてくれます。




鑑定の内容によっては厳しい結果が出ることもありますが、それも「これはだめですね、上手くいきません」と冷たく伝えるより「ちょっと難しいと出てますが、これをこんなふうにやってみてください。応援してますから頑張って!」と伝えることで、お客様はまた動き出す勇気が出るはずです。




繰り返しますが、これらはあくまでも「わたしのスタイル」なので、これを読まれて「それでも自分は端的に答えるスタイルにしたい」と思うならそれを貫くことです。


何にせよ占い師は「自分のスタイル」を持つのが重要ということをお伝えしたいと思い、今回のブログを書きました。



では!^_^