いつも読んでいただいてありがとうございます。
最適ライフコーチング
寺石義和です。
先日、日本武道館で
第61回全日本合気道演武大会が開催されました。
今回は、私が人生の半分以上、
稽古してきている合気道に関して書いてみます。
みなさんは、
合気道というとどんなイメージを持たれてますか?
相手に触れずに投げ飛ばす?・・・とか、
関節技が痛そう・・・、とか、
袴姿がカッコイイとか・・・、
いろんなイメージをされるのではないでしょうか?
今回は、
ちょっと違った見方、
即ち、心理学的というか、
コミュニケーション的な見方をしていきます。
合気道は、見ていただいた方はお解りかと思いますが、
一般的には試合はありません。
(中には試合のある流派もあります。)
ペアを組んで、お互いに投げる役、
受け身を取る役を交互にしながら稽古していきます。
役を演じると言っても良いかもしれません。
このような感じで身体を動かし、
一種のスキンシップをしながら、
コミュニケーションも取るのって
意外と少ないんです。
(ダンスと似ているところはあるかもしれません。)
ですが、
そんな中でお互いを練り(錬り)上げていく
(こんな表現をよく使います。)のって、
とても貴重なんです。
お互いに投げ合って、
受け身を取り合って、
気づきを得て行きます。
それは、
自分自身にも相手に対しても!
土台には相手を尊重するということがあります。
そうでないと、
単に相手をつぶしたり、傷めつけたりといった、
単なるケンカのようになってしまいます。
相手を投げて、受け身から気づきをいただく、
受け身を取って、相手から気づきをいただく!
これって、
『愛あるフィードバック』 と同じだと
思いませんか?
そして、自分の鏡でもありますし、
調和の世界、生成発展の世界でもあります。
ここで、
フィードバックの本質に触れたいと思います。
フィードバックの目的って
みなさんは、どのように考えていますか?
私が学んでいるフィードバックに
基づくとこんな感じです。
『自己評価を促すことによって
本人の気づきによる選択肢の幅を与え、
本人が目指す成長を促進すること』 です。
その為には、
まず、自分への質問が大切になってきます。
『相手の成長に役立つかどうか?』
また、
相手の自己概念を上げることも大切です。
即ち、
『相手に生きる勇気と自分の生きる勇気を与える』 と
言うことです。
それを、
どのように伝えるか・・?
『客観的な事実と主観的な解釈を
I (アイ)メッセージで伝える。』
このようなことが
フィードバックをする上で大切なことです。
ただし、
これらを行う前に、最も大切なことがあります!
それは、
『相手の目的、ゴールを確認しておく』 ことです。
これが無いと、
相手の成長の為ではなく、
単なる自分の意見の押し付けになっちゃいがちです。
私はこれまで、
合気道を通じて
国の内外を問わず、
たくさんの方から
フィードバックをいただいて来たんだなぁ~って
フィードバックを学んで感じました。
合気道は、
そのような学びに関してもとても有効ですし、
何より自分の視野が広くなりました。
たくさんの方と出会い、
いろんな世界の事を知り、とても感謝しています。
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今日も心技体を整えて素敵な1日となりますように。
これまで、個人セッションを受けた方々の感想は、
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