■こころがラクになる簡単レッスン■
==2016年4月13日号 No : 104==
みなさん、こんにちは。
こころを最適化するお手伝いをしている寺石義和です。
今朝のこころのお天気は如何でしたか?
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■こころの最適化■
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是非、薦めてあげて下さい。
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今朝は霧雨も降って、しっとりした朝を迎えた東京両国です。
みなさんのところは如何ですか?
今朝は足立区西倫理法人会のモーニングセミナーに参加してきました。
私の話し方教室の師匠でもある四谷倫理法人会の吉本精樹さんの講話でした。
今週はモーニングセミナーへの参加率が高いです。
良いお話しがたくさんあるので・・。
人の話を伺っていると、自分の話し方の向上にとても役立ちます。
吉本さんのお話しは、とにかく無駄が無いんです。
よくある、『え~っ、○○』とか、『そうですね~、○○』いわゆる間を持たせる、
次の言葉を言うために使う言葉がありません。
限られた時間の中で、どれだけこうした無駄の間を如何に省いていくか?
こうした時間も、積もり積もると、かなりいい時間になります。
それこそ、1つの話題が話せるくらいにまでなります。
そもそも、こうした『え~っ』とか、
『そうですね~』と言ってしまうのは
何故なんでしょう?
自分のこれまでの体験からお伝えします。
1)アタマに、或いは身体に内容が入っていない。身体に染み込んでいない。
2)1)とリンクしますが、思い出しながら話しているので、間を繋ぐために言ってしまう。
3)静寂な間が不安、恐い。途切れてしまうのがイヤ。不安。
こんなことが思い浮かびます。
みなさんはどう思いますか?
こうしたことを改善するには、
もちろん何回も何回も繰り返し話してみることです。
繰り返しても、最初の段階は、
内容の順番を『え~っと、(次は何話すんだっけ・・・?)』と言うようになってしまい、
『今ここ』にいなくなってしまいます。
それが、回数を重ねていくうちに、
アタマに入りスラスラと話せるようになって行くようになります。
そこに自分の思い、感情といったエネルギーを加えて行きます。
このようなことを繰り返すことで改善できるように思います。
このことをよ~く見てみると、
私の場合は、合気道や新陰流の稽古で『型』を覚えること、
使えることと同じステップのように思います。
合気道や新陰流の『型』を覚える場合も、
まずは手順です。
それが、覚えられたら、流れるようにスムーズに動けけるようにして行きます。
そこに、思いや感情を入れて、緩急や強弱、序破急を入れて行きます。
どんなに手順を覚えても、そこにこころが伴っていないと、生きてきません。
動いていても、『今ここにいない』、
つまり、動きながら、他のことを考えてしまっている。
心配事に囚われてしまうと言った場合です。
こころと身体が一致しているかいないかで、
『技』、『型』を通じての相手とのコミュニケーション、
『つながり』がかなり変わってしまいます。
私の合気道の先生のお1人でもあります
植芝守央(もりてる)道主は、
よく『まごころをこめなさい』と仰っています。
道主というのは、合気道のトップの方であり、
合気道を作られた開祖植芝盛平翁のお孫さんです。
三代目になります。
稽古を始めてから、多くのことを教えていただきましたし、
稽古以外でも大変お世話になりました。
今でも、稽古に伺うとお声をかけていただいています。
この『まごころをこめる』というのは、
何も稽古に限ったことではありません。
仕事をはじめ、何事に対しても言えるのではないでしょうか?
『まごころ』をこめているかいないか?
これがあるかないかで、相手への伝わり方は全く異なります。
目に見えている動きやものに、
目に見えない『まごころ』を加える、
『愛』とか『愛情』と言っても良いのかもしれません。
『目に見るもの』と『目に見えないもの』のコラボ、
料理でいうと『目に見えるもの』=『メインディッシュの料理』であり、
『目に見えないもの』=『隠し味的な調味料』とか『作る人の愛情』という感じです。
これらが合わさることで、
『技』、『型』は同じ『技』、『型』でも大きく見えるし、
素晴らしくもなるし、強くもなります。
料理なら、味が引き立ちますね。
『目に見えるもの』と『目に見えないもの』、
即ち『まごころ』を合わせて伝えて行きたいですね。
今回の投稿を読まれてどのように思われるでしょうか?
是非、ご意見、ご感想を聴かせてください。
更にこんな気づきもあったとか、ございましたら下記までお寄せください。
あなたと一緒に作って行けたら嬉しいです。
■ご意見ご感想■
私の言う『こころの最適化』とは、
あなたが持っていないものを
新たに手にして改善して行くというのではなく、
本来、持っているものを引き出すことです。
ちょうど
引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
いつでも使えるようにするイメージです。
この後もこころの最適化を図って素敵なお時間となりますように。