次に来る予報 2013版 | 店舗探し.comの過去コラム

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2013/6/26

次に来るのはいったい何でしょうか?

ネットで最近見かけた、食に関する小ネタから、流行天気予報を・・・。
 
【サソリを丸々1匹食べられるパスタ】
 
“パストディオが運営する東京都・錦糸町の『リストランテ  アブセント』

 は昆虫系パスタの第2弾「サソリのスコーピオン ソース」を販売す

 る。
 同店の昆虫系パスタ第1弾「イナゴのペペロンチーノ」は、国連が世

 界の食糧危機政策として昆虫食が重要だと発表したことにより、国

 内、海外から注目を集めたという。

 サソリは生で輸入され、腸を処理し、低温で30分フライし、その後1日

 寝かせて、仕上げに高温でフライをすることで丸ごと食べられるよう

 に調理する。
 また、サソリのエキスをトマトソースに入れ込んだスコーピオンソース

 も味わえる。”
 
食文化というのは元来保守的なもので、一度身についたら、そう簡単に変えられるものではありません。
しかし、ミドリムシや昆虫食など、ほとんど口にしたことのないものでも、いずれは食文化として受け入れなければならない時代がやってくるかもしれません。

流行を先取りするSCとはいえ、昆虫食を前面に打ち出したテナントはまだ見かけたことはありません。
メニューの一部に取り入れて、顧客の反応を見ようとする動きはボチボチ出てくるかもしれません。

年内に流行する確率は5%以下でしょう。
 
【京都みやげの定番・八ッ橋がいつのまにか進化】
 
“四条河原町にある『nikiniki(ニキニキ)』は京都で324年続く八ッ橋の

 老舗、「聖護院八ッ橋総本店」がプロデュースするニューウェーブの

 八ッ橋スイーツ店です。
 
 「カレ・ド・カネール」は「アズール」「セサミ」「ロゼ」などの生八つ橋に

 あんやコンフィをお好みで組み合わせて注文、バルのようなカウンタ

 ーで、立ったまま食べます。

 黒七味で知られる「原了郭」がカレー屋さんをオープンしたり、くずき

 りで知られる「鍵善良房」がモダンなカフェをオープンするなど老舗の

 新たな試みが相次いでいます。”
 
都心のSCだけでなく、イオンモールなど郊外型のSCからもバルや

バール業態の導入依頼が相次いでいます。

伝統的な料理やメニューとアルコールを全日定番提供する立ち飲み型バルやバールが郊外型のSCにも出現する確率は90%。

ハーフグラスのワインやセミショットのカクテルで、昼間からでもアルコールを気楽に味わえるようになるでしょう。
 
【NYスイーツの新星「クロナッツ」】
 
“ソーホー地区の中心にある『ドミニク・アンセル・ベーカーリー』に最初

 の客が並び始めるのは午前3時半。6時ごろには、さらに列が伸び

 る。8時に開店すると、1時間以内にクロナッツはひとつ残らず売り切

 れる。

 「クロナッツ」は、伝統的なクロワッサンのパイ生地を丸くドーナツ状

 にし、それをたっぷりの油で揚げて、クリームを詰め、メープルシロッ

 プに転がした上で軽くグレーズコーティング。
 柔らかいけれどサクサクしていて、軽くて美味とファンは賛美する。

 米国とフランスの食文化を融合した「ハイブリッド・ペストリー」であ

 る。”

「クロナッツ」がベーカリメニューとして登場する確率は95%。

ひょっとすると「クロナッツ専門店」がゲリラ豪雨のように大出店するかもしれません。