川に行こうよ! | 店舗探し.comの過去コラム

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2012/3/22

 

春の小川は、さらさら行くよ
  岸のすみれや、れんげの花に、
   すがたやさしく、色うつくしく
    咲けよ咲けよと、ささやきながら。

 

童謡『春の小川』はかつて渋谷を流れていた「宇田川」の支流の
ひとつ「河骨川」を題材にしたものだそうです。
いずれの川もいまは暗渠化され、その姿を見ることは出来ません。

 

When you feel ashamed go to the river
When you're feeling sad go to the river
When you're feeling blue inside, immersed and tied
When you're feeling stuck in pain, forever・・・

 

『最後から2番目の恋』(フジテレビ)の挿入歌

『Go To The River』

が話題を呼んでいます。

ヤエル・ナイムさんというフランス生まれのシンガーソングライ
ターの曲です。


「go go go」とか「sigh sigh sigh 」と耳障りのいい言葉が、
心地よい旋律でリズミカルに繰り返されます。

 

“落ち込んだり、嫌なことがあった日は川に行こうよ。
 川に行って色々な思いや気持ちを、スッキリさせればいいよ。
 嫌な日もあるし、怒りでいっぱいの日もあるけど、時間は過ぎ
 ていくし、季節も過ぎていくし、そしたらまた元気になれる日
 は来るから。
 目標を失ったり、自分がどこに向かって行くのかさえ分からな
 くなっても、ちゃんとそれが見つかる日が来るから。”

 

歌詞の内容を要約すると、こんな感じになるのだとのことです。
(ある方のブログから引用しました。)

 

都会に住んでいると、岸のすみれやれんげの花を眺めたり、えび
やめだかや小ぶなの群れに出会える川にお目にかかれることは、
まずありません。

 

しかし、春の小川の「河骨川」は、今でもアスファルトの下を
ひっそりと流れていますし、「宇田川」の最下流の流路は、西武
百貨店渋谷店A館とB館の間に埋設されているのです。

 

悲しいとき、落ち込んだとき、辛いとき・・・。

 

足下にも流れる川があることを思い出しましょう。
そして、耳を澄ませて川のせせらぎを感じましょう。

川の流れは、時の流れと力を合わせて、あなたの悲しみや辛さを、
きっと洗い流してくれるはずなのです。