仕事ダイエット | 店舗探し.comの過去コラム

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2013/3/13

 

「ダイエット」という文字が目に入り、反射的に手に取りました
が・・・。
 
『仕事ダイエット~残念な人ほど「資料・メール」に時間をかける』
  山崎将志著 PHPビジネス新書
 
ある医師から自分のキャリアの中で2番目に高い数値を見ましたと
あきれられたほど、中性脂肪値の高い私は、医師からダイエットを
至上命令のように申し渡されています。

 

以来、あらゆるダイエット本を読みかじっては実践しましたが、
いつも概ね1週間後までに目に見えた成果が表れないとなると、すぐ
に見切りをつけて断念してしまいます。
3日坊主ならぬ‘1週間坊主’なのです。
 
しかし、こと仕事に関しては、常々、無駄の排除を心がけています
ので、かなりスリムで垢抜けた仕事ぶりではないかとひそかに自負
していましたが、本書を読むと、まだまだ無駄な贅肉を蓄えたかな
りの肥満体質であることがわかりました。
 
特に耳が痛かったのは、「いまさら人に聞けない!?パソコンスキ
ルの盲点」と題した第2章です。

 

平均すると仕事時間の約8割をPCの前で過ごしています。
お恥ずかしながら、いまだにブラインドタッチはとてもできません。
かろうじて左右の人差し指2本でよたよたとキーボードを操ってい
ます。

メールを送信するにしろ、資料を作成するにしろ他人と比べてとて
つもなく時間を食っていることになります。

 

当の私にしてみれば、一心不乱に取り組んでいるので、その時間が
無駄だなどという意識は毛頭ありません。


しかし、もし私が、せめて1分間に90文字(一般的な水準とのこと)
のスピードで打てれば、また、ショートカットキーやファンクショ
ンキーを使いこなし、エクセルでは関数・マクロの使い方をマスタ
ーすれば、毎日余分に2時間以上もひねり出せる計算になりました。
 
スリムな仕事っぷりどころか、10キロもの余分な脂肪を人差し指に
ぶら下げながらPCを操作しているようなもので、重度の「PCメタボ
症候群」(勝手に命名)ではありませんか。
 
本書では、私のようなものでも、練習用ソフトウェアを使って1日
10分程度練習すれば、1ヶ月もたたないうちに90文字/分は打てるよ
うになると励ましてくれています。
早速、今日からでも取り組んでみようと思います。
 
私の仕事ダイエット・・・1週間以上続きますかねえ。