6年目 | 店舗探し.comの過去コラム

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2012/3/9

 

1月1日には年が改まるので、カレンダーを新しいものに架け替
えて過去に決別します。
役所や学校は3月31日で年度が終わり、多くの企業は決算を行い
1年を総括します。

 

3月11日。

 

日本にとっては今後永遠に、忘れることができない日です。

去年の3月11日からの1年をどう過ごしてきたのか、そして翌日
からの1年をどのように生きていくのか。
私たちはこれから毎年、立ち止まって考えることになるのです。
たとえば・・・

 

大震災でお亡くなりになった犠牲者と、後に残されたご家族の
こと。


破壊された家や職場のこと。

 

決して拭い去ることの出来ない喪失感にどう向き合い、ケアし、
癒していくのか。
そして、復興作業の具体的な進捗についても。

たまたま被害を免れた企業であっても、今後も予想される天災
など不測の事態にはどう覚悟をつけ、どんな備えをしていくの
かを。

 

そもそも、大きなショックで揺さぶられ、変質してしまった
人生観とどう向き合い、人生設計をどのように軌道修正して
いくのか・・・。

 

新年や新しい年度は、カレンダーを架け替えたり、新しいノー
トを買い揃えることで気分を一新できます。
しかし、【3月11日】は、そんな表面的な取り繕いだけでは
クリアできません。
もっと内省的な取り組みも求められるのです。

 

個人としては、これまでの人生を深く自省し、今後の生き様を
修正するタイミングとするべきでしょう。
企業人としては、職場の危機管理体制を見直す節目としなけれ
ばなりません。


と同時に、事業を通じての社会貢献という視点で、現在自分が
従事している仕事の意義を、再確認する機会とするべきなので
しょう。

 

3月11日。
まもなくやってきます。