まどかです。
地中海クルーズ旅行記、
今日は「往路」のおはなし。
6月22日。
重すぎて持ち上げられないレベルの
寿司詰めスーツケースを引っ張って、
バス、地下鉄、新幹線・・・と乗り継ぎ、
関西空港へと向かいます。
どんな旅になるかな〜♪と
車窓の景色を眺めながら妄想します。
世界最大の客船って、
中で車とか走ってたらどうしよう！
やっぱタイタニック的な感じで
ダンスとかあったりしちゃうのかな？
超セレブな外国人家族とかいる？
そもそも若い人っているのかな？
いや、パリピがいっぱいいるかも？
・・・完全に私の中には
斜め向いちゃってる偏見が詰まってますw
クルーズ旅行って、
超パリピなセレブとか、
現役を退いたお金持ちの老婦人が
道楽でいくような旅行だと
勝手に思っていたのですねw
実際は全然違ったのだけど、
その辺は乗船してからのブログで書くとして。
そんな妄想をしながら、
さあもう少しで関西空港！という
特急はるかの中で、
私は気づいてしまいました。
あれ？
今回の旅の寄港地って
何が有名だったっけ？
ていうか、
毎日何するの？
はい、おめでとうございます。
寄港地はなんとなく覚えてたけど
その土地の有名な観光スポットも
伝統料理も見所も、な〜んにも
調べてなかったwww
つまり、7日間の地中海滞在中の
プランが何にも立ててないw
本当に行く気があったのでしょうかw
う〜ん、でもネットで見ても
いろいろありすぎて短時間じゃ
把握できないなぁ・・・
あ、ガイドブック買おう！
そう、出発の直前になって
ガイドブックを買うということを
ひらめいたんですね。（遅！）
関西空港に到着してチェックインして
スーツケースを預けたらまず向かったのは
もちろん空港内の本屋さん。
でも今回の旅は
・スペイン（バルセロナ）
・フランス（マヨルカ島、マルセイユ）
・イタリア（フィレンツェ、ローマ、ナポリ）
とたくさんの土地をめぐるので
ほとんどのガイドブックが
各都市につき1冊。
1冊にまとまったガイドブックは
そもそもあまりないのです。
本棚とにらめっこすること5分。
「君に決めた！！」
もう、ベタですね。テッパン。
「地球の歩き方」です。
寄港地以外のヨーロッパも
全部載っちゃってるけど
気にしないのですw
機内で読む本、
本当は一緒にクルーズする
マツダミヒロさんの新刊
『質問は人生を変える』
 |
質問は人生を変える
1,512円
Amazon |
これをメインで読むつもりで
リュックに入れてたんですが、
どうせ20時間近い旅、
まずは「地球の歩き方」から。
（ミヒロさんの著書は一度流し読みしているし。）
あまり前もって皆に
地中海クルーズの話をしてなかったので
とりあえず行ってきます投稿をして
飛行機に乗り込みました。
今回は旅先でなるべくたくさん
リアルタイムで自分が感じたものを
みんなと共有したいと思ったので、
普段は海外用のWi-Fiって借りないんだけど
ライブ配信もするつもりでレンタルしました。
やっぱり旅は、
体験を共有するのが私は好き。
さて、飛行機の座席について、
みんなが手荷物を棚に押し入れる間に
人知れずやることは
いつも必ず決まっています。
「シートベルト着用」のアナウンスが
流れる前にファーストミッションを
完了させないといけないのです。
それは、、、
フライトバージョンの姿になること。
（要約：化粧を落としてメガネマスク姿になり
着圧ソックスを着用して武装すること）
リュックには「フライトグッズ」が
ポーチにまとまって入っています。
トイレに引っ込んで
小型のふき取りシートで化粧を落とし、
オールインワン化粧ジェルで2度保湿。
こんな時のために眉毛は前夜に
眉ティントで消えない眉にしてありますw
そう、これ使うの。
事態が飲み込めてない男性諸君のために一応。。。
眉ティントは、眉の部分の地肌を染色することで、
スッピンになっても眉毛が消えてないかのように
見せてくれるものである。大事なのである。
化粧が落ち、保湿もしたら
コンタクトレンズを外して
メガネまどかに変身。
着圧ソックスを履いて、
マスクを装着したら完璧です。
（ソックスを楽に履けるようにいつも
フライトの時はワイドパンツです。）
ちなみに今回はマツエクじゃないので
付けまつ毛は装着したまま。
二重用の糊でつけるので
ちょっとやそっとでは取れません。
おお。。。
私結構、こういうこと必死だなw
でも、化粧落として過剰保湿しないと
到着した時にヒッドイ顔になるから
旅の初めをいい気分でスタートするため
とっても大事な儀式なのです。
そう、これは3分間の儀式なの。
さて、準備万端で飛行機も離陸して
ゆっくり読書タイムです❤️
しかし、、、
ヨーロッパを網羅したガイドブックは
今回行くエリアの情報が・・・・
極端に少ないw（当然！）
合計10ページもない情報で
正直あまりよく分からない感じ。
把握したのは、
超有名な観光スポットは
いっぱいありすぎるってことと、
前売りのチケットが必要な場所が多いことと、
めっちゃ人がいっぱいで並ぶってことと、
港からはちょっと遠いってこと。
サグラダファミリアは
死ぬまでに見たいって思ってたから
前売りのチケットを買おうと思ったけど、
それ以外はよく分からない。
最終行き着いた結論は、
「みんな色々知ってるだろうから
船の上で教えて貰えばいい。
その方が本よりきっといい。」
なんだよ、初めからもしかして
調べる気が無かったんじゃないかw
いや、調べていて感じたんです。
本を読んでも自分に入り込んでこない感じ。
もしかしたら本に掲載されてるみたいな
有名な観光スポットには
私が求める”旅”がないかもしれないって。
旅の予習は、
「動き方を計画する」ためじゃなく
「自分の求める旅の姿を知る」ためだけでいい。
そこで、
ガイドブックを閉じて
自分に質問をしました。
「どんな時、旅の楽しさを感じる？」
さて、
その質問の答えを紡ぎ出しつつ、
一気に眠気に襲われ、
アイマスクを装着して
私は意識を失いましたw
（ちなみにアイマスクは以前クライアントさんに頂いた
めっちゃ可愛い花柄のやつ。嬉しくて愛用してます。
内側がふわふわ生地で寝心地が良い♡）
質問の答えは、私の体が知っている。
どうしたって、きっとそのように動く。
今回は北京でトランジットだったので
北京空港で一旦降ろされます。
ということで北京到着。
乗り継ぎの待ち時間は3時間くらい。
とりあえず、深夜の空港内を徘徊します。
北京空港の中は「しん・・・」と
静まり返ってて、
何にもすることがない。
フリーWi-Fiもうまく繋がらないし
お店もほぼ閉まっているから
何か楽しむ方法を考えないと。
Wi-Fiがつなげない時点で
サグラダファミリアのチケットは
購入できないことが確定。
当日券は相当並ぶらしいということで
まあ、行って現地の流れに
お任せすることにしました。
でも不思議ね、
死ぬまでに見たいと思っていたけど
今回チケット取れなかったのは
全然悔しいと感じなかった。
「見れなかったら、また行けばいいじゃん。
外側は見れるし。」
って思える自分がいました。
世界には、本当に死ぬまでに
一度しか行けないような場所や
行くことすらできない場所もあるだろうけど、
そういう場所は多分
少ない乗り継ぎでたどり着けるような
メジャーな観光地ではない気がする。
だから、
死ぬまでの時間にもっともっと
行きたいところに何度も行けるような
そういう人生を送ればいいじゃんって。
さて、薄暗い北京空港の探検は
娯楽っぽいものもちょっと見つけたけど、
なかなかカルチャーショックを感じ。
これは・・・ははは
公衆電話じゃなく、
2名様向けカラオケボックスw
すげー！中国すげー！！
空港にこんなカラオケボックス！！
しかも結構たくさんある！
録音もできちゃうっぽかったけど、
日本のゲームセンターにも
似たようなマシンが
昔あったような・・・
これを楽しむ人はどんな人だろうか・・・
しかも空港の案内表示とか
普通に隠しちゃってたりする雑さ。
なんて、はしゃいで遊んでいたら
小腹が空いたのでご飯を探します。
やっぱ本場の中国だから
中華料理がいいよねっ♪
ということで、
中華料理のお店に入りました。
（実際は、選択肢が
中華料理とバーガーショップと
ピザハットくらいしかなかったw）
そこで注文したのは
「四川風担々麺」と「炒飯」です。
どんなのが出てくるかと
ワクワクして待ってたら・・・
んんん・・・？
これは担々麺。超やわらかい麺オンリー。
しかもスープはなんとなく
薄くて水っぽい・・・
これは炒飯。
見た目は炒飯だけど・・・
味付けを忘れてしまった炒飯みたいな・・・
基本的になんでも
美味しく食べられる
食いしん坊の
私としんのすけが
完食できずに
店を出ましたw
あと1時間くらいで搭乗時間ですが、
その頃には随分と搭乗口の付近に
人が集まり始めました。
多くは中国の方っぽかったですが、
とにかくすごい、賑やかいw
ズーーーーーーット喋ってる。
しかも女性がなんか、強い。
男性陣は荷物を持って
執事のように後ろをついて歩いたり
話に夢中のおばさまたちの横で
椅子に座らず立って待っていたり。
（お父さん、頑張れ〜）
なんて心の中で思いながら
うとうと搭乗を待ちますw
ここからがフライトは本番。
大阪〜北京よりも、
北京〜バルセロナの方が
圧倒的に時間は長いからね。
これを乗り越えれば
初のヨーロッパが待っている！！！
パエリア！パエリア！
サングリア！サングリア！
ピッツァ！スパゲティー！
ワイン！ジェラート！ジェラート！！
ビバ！ヨーロッパ！
頭の中でそうやって
自分にエールを送って、
乗り継ぎ便は離陸したのでした。
続く
旅ルート
スペイン バルセロナを出発して、
・スペイン マヨルカ島
・フランス マルセイユ
・イタリア フィレンツェ
・イタリア ローマ
・イタリア ナポリ
の港に停泊し、バルセロナに戻るルート♪
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