去年の父の日に娘からスマートウォッチをもらいました。もらってからは走るときにいつも腕に付けるようにしました。「同じコースを走ってるのに毎日距離がちがうじゃないか」とGPSに毒づきながら、距離とタイムだけしか見ていませんでした。
「PAI」とか「ワークアウト状態」とかいうアプリの項目がありましたがあまりクリックしてみることもありませんでした。時々「ワークアウト状態」というところを見ると、「高すぎます」と表示されていましたが、気にしていませんでした(1週間のPAIは200を超えていました)。
去年の7月に体調を崩すまで、無理な運動の仕方で自分の体が弱っているとはまったく思っていなかったのですが、無理をしていたことに気付いてからは、スマートウオッチの心拍数を頻繁にチェックして1分間の心拍数か150を超えないように調節して走るようにしました。
その後体調を崩すことはなかったのですが、今年の1月になり、それまでと変わらない走り方をしているのに、走り始めの心拍数があっという間に170を超えるようになりました。早歩きくらいにペースを落としてもなかなか下がりません。だいたい2kmを超えるまで心拍数が下がりませんでした。
またまたネットで調べてみると、寒さで血管が収縮しているために心拍数が上がっていることが分かりました。心筋梗塞の原因にもなるようです。
「うわあ。死ぬとこだったあ」
解決方法は「①寒いときには走らない」「②しっかり体を温めてから走る」「③暖かい服装で走る」の三つです。
まず①を試そうと思い、自転車通勤していたのをジョギング通勤にしてみました。ただ残念ながら通勤時間でもあまり気温が上がらず、心拍数170でジョギングすることになってしまいました。
②は億劫でやる気にならなかったので、③を試すことにしました。ジョギング通勤をしていた時の服装は
〇ユニクロのスポーツタイツとワークマンのストレッチパンツ
〇ユニクロの極暖ヒートテック、ワークマンのブロックフリース、ユニクロの中綿ベスト、ミズノのウインドブレーカー
〇シマムラで買ったミズノのキャップ
というものでした(こうして書きだすと恥ずかしいくらいのコスパ重視だなあ)。
これではまだ寒いということなります。「さらに暖かくするならダウンジャケットかなあ。でも洗濯できないからなあ」と考えていると10年くらい前に買って最近ほとんど着ていない無印のウルトラライトダウンジャケット(商品名は違うかもしれません)を思い出しました。もうずっと着ていないので「洗濯できなくてもワンシーズンもてばいいかあ」と思って引っ張り出してきました。ダウンなので暖かさは十分で、体にぴったりしているので走りやすそうです。さらに、タグを見ると何と
「30℃以下での水洗いがOK」
になっていました。
おーっ。これで解決。翌朝は最低気温2℃でしたが、心拍数は問題なく走れました(汗だくになりましたが)。