みなさんが発信しているアメブロの記事を逍遥していて思ったことを綴ろうと思います
【学校から「二宮金次郎」像が消えている理由】
https://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=1679
二宮金次郎像が全国各地でその姿を順次消して行っているそうですね
その理由は【歩きスマホを助長するから】だそうです
全く、何言ってんすかね
別に【歩きスマホ】を是とするつもりは毛頭ありませんが、あれは観念なり寓話なり例え話を像として具現化した、いわば立体化させたピクトグラム的な存在なのであって、別に実際に、「みなさんも薪を背負いながら本を読んで歩きましょう」と伝え歩いているわけでもなければ、少年のうちから肉体労働をして生計を立てよとか理不尽きわまりない思想を喧伝しているわけでもないのは一目にして瞭然である
そもそも今の時代の少年と二宮金次郎さんの時代の少年では「大人度」が違うのではないか🤔
なんとなれば現代と昔とでは日本人の平均寿命は格段に違うし、現代の成人は18歳だが昔は11歳で元服とされていたからだ(現代の平均寿命からすると18歳を成人とするのは早すぎるのではないか、という気さえしているが、それはともかく)。
というわけで()、二宮金次郎像は単に「学問」と「仕事」の両立を象徴的に寓話的に3D化したピクトグラムに過ぎないのだから、「歩きスマホ」云々を持ち出す論理は私には全くもってナンセンスである
なぜこうもとんちんかんな論理がまかりとおるのか、社会が腐っているのか歪んでいるのか、私が腐っているのか、歪んでいるのか
歪んだ正義を振りかざす揚げ足ポリス、歪んだ正義を振りかざす皮相ポリス、歪んだ正義を振りかざす枝葉ポリス
なんて皮肉なことを言っていると、特大ブーメランとして自分の首に突き刺さるからなあ
人の悪口はここら辺にして
まあ、坂口安吾さんの「日本文化私観」じゃないけど、つべこべ言っても言わなくても必要なものは残るだろうし不要なものはなくなる。ただそれだけの話なのかもしれない