〇〇担という呼び方は是か非か? | Grateful when you're dead

Grateful when you're dead

ほぼNumber_iのこと。時々、その他のアーティストや音楽についてを書くことにしようと思ってる。

 

king & princeを好きになって、好きな人のことを〇〇担と呼ぶことを知った。

なんだかやな呼び方だなと、自分は絶対に使わないでおこうと思った。

 

ずっと日本やアメリカ・ヨーロッパなどのバンドを好きだった私にとって、そのバンドの一人だけを好きになったこともないから、いまいちグループの中の一人だけを好きになるという感覚が分からないからかもしれない。

その人の声が素敵だからボーカリストが好き、とかギターがなんか心に響くんだよな、とかあっても、「私BLURのデーモン担だから、グレアム担の言ってること理解できない。」みたいな会話をしたこともないし、周りで聞いたこともない。

 

〇〇担  VS 〇〇担のけなしあいみたいなことが時にSNS上で起こっているらしいが(実際には興味もないし、注意深く読んだこともないのだが)本当にくだらない。

 

平野くんも、質問箱で「みんなで仲良くやっていこうよ」的なことを答えていたように記憶しているが、アーティスト本人もそんな風に担当同士がいがみ合うのは悲しいと思いながらみているのだろう。

「担おり」を宣言するなんて、なんの意味があるのだろう。

ファンでなくなったのならひっそりと応援をやめればいいだけなのに。

 

しかし、そういえば私が大学生の頃、初めて『Rockin’on』を購入して読んでみたら、今でも有名なBLUR VS OASIS の時期で、アーティスト本人たちが(具体的にはリアムとデーモンだけど)インタヴューでお互いのことをボロカス言っていて、それはそれでびっくりしたなあ。イギリスではその時は、それぞれのファンがお互いのグループを巡って競っていたと書いてあったような。。

その頃は、インターネットが普及していないし、ましてやSNSなんてまだなかったけど、その頃そういったものがあったら、やっぱりかの地でも「私はデーモン担!」「私はリアム担!」なんてネット上でも盛り上がったのかもしれない。

その時は、私もその争いに巻き込まれて(なんか本人達がはっきり好き嫌いをいう潔さも含めて)、ブリットポップにどっぷりハマることになるのだから、まあ〇〇担なんていって話題が事欠かないことも、人気のある証なのかもしれない。

 

でも、やっぱり私は〇〇担という言葉は使わないでおこうと思う。