LIVEメモ(鈴木康博 2024年3月30日 神戸・チキンジョージ) | IN THE WIND

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自分のための備忘録。音楽とスポーツ観戦、飲み食い、時々本と映画
Don't think twice, It's all right !

(ネタバレあり)

昨日はYASSさんこと鈴木康博さんのライブを聴きに神戸へ。2月に横浜であったバースデーライブに行ったのにずいぶん間が開いたように感じたのはどうしてか。それはともかく、YASSさんはほぼ満員の客席にご機嫌の様子で、オフコース時代と、ソロになってからの曲をミックスしたセットリストで楽しませてくれた。会場入り口の案内板の写真から下はセットリストなどネタバレありなのでご注意を。


この日のYASSさんはカラフルな幾何学模様のパッチワークのシャツ(袖口は水玉か小さな花柄)にグレー?のパンツ。弦をつま弾く右手のネイルは親指、人差し指、中指だけに施していたのに初めて気付いた。ギターは基本、弾く方の手は小指を使わないけど、YASSさんは薬指も使わないのだろうか。久々にラジオの質問ネタになるかも。ギターは MARTIN D-41 で、この日は高音のシャリシャリ感が前に出ていた印象。セットリストは次の通り。 

1. 心の言葉 2. 夢キッスR70 3. 海側の景色 4. 汐風のなかで 5. 美しい思い出に 6. TIES OF US 7. メインストリートをつっ走れ 8. Keep On Running 9. 青春

(休憩) 

10. 今夜もカンパイ 11. 現実ってヤツは 12. 対(ペアー) 13. 恋はさりげなく 14. DAY DREAM BELIEVER 15. ランナウェイ 16. この道戻れない 17. 海辺にたたずんで 18. 燃ゆる心あるかぎり

(ENCORE)

1.  幸せまでもうちょっと 2. 映画 3. でももう花はいらない


この日会場に入ると、いつもはステージのスタンドに立てかけてあるギターがなく、開演時にYASSさんがギターを手にしてステージに出てきたのは、僕にとってはたぶん初のパターン。このところのライブ冒頭のMCで定番となっている客層の若干の若返りに触れつつ、この日も満席近かったのだけど 今のうちに見ておかないという感じが出てますね。見納めライブというか と観客の笑いを誘っていた。


横浜でも語っていたけど、同業者から曲をほめられるととりわけ嬉しいという話で、6曲目の TIES OF US が当時の邦楽にない洋楽的テイストで杉田二郎さんや因幡晃さんにほめられたというエピソードに続いて そうだよな。君たちとは違うみたいな優越感があった みたいなに話されていてビックリ。因幡さんはともかく売れない頃にさんざん世話になった二郎さんにその言い方はどうかと思った僕は余りに昭和的だろうか。


MCでも触れていたけど、これまでYASSさんのライブ本編ではオフコース時代の曲は前半に固めることがほとんどだった。2月の横浜からまぜこぜになり、この日もまぜこぜ。どうしてそうなったのかを  松尾がライブを見に来てくれて、「YASSさん、混ぜた方がいいよ」と言っていたので、その言葉に従っております と明かしていた。松尾さん、グッドジョブだな。


オフコース時代の ランナウェイ の手拍子で2月の横浜との違いが面白かった。サビの後の ♪いま〜、あなた〜と こうして〜 のところはオフコース時代の手拍子は ♪タン、タタン が王道で、横浜では自然とそうなっていたところ、この日の神戸ではほとんど大多数がそれまでの裏拍の手拍子を打っていた。ライブのノリは人それぞれだし、観客の反応も毎回違って当たり前なので、どっちがいいというのではなく、そういうことがあったということなので、誤解なきよう。


そんなわけで、いろいろ見どころがあったし、何よりYASSさんが楽しそうに歌ってくれたことが一番。今日の京都も行く予定。さて、何が起きるかな。

(ライブレポは以上)

 

【30日の備忘録】

朝=鶏ニラうどん、リンゴ、昼=カレーライス。飲酒=赤ワイン7杯。体重=60.8キロ。